釧路町にある別保森林公園でクリンソウが見頃だと新聞に載っていた。
この森林公園は数年前、自然の中を歩くのが好きなマイフレJちゃんに「連れて行って❤」とオネダリされた所だ。
当時、国道脇にある別保公園と混同していて「森林」と付く言葉に気が付いて検索した結果、集落の奥に「森林公園」と云うのがあるのを知って見に行ったことがある。
奥行2キロもあると云う「森林公園」はまさに自然を感じさせる薄暗い場所で山の中が嫌いな私にはチョット入りたくはない雰囲気。
残念なことにと云うか幸いなことにと云うか、当時は熊の目撃情報があって立入禁止。Jちゃんには諦めてもらった。
だから今日も熊対策として音だけ出るクラッカーを準備。「ダニ予防にキャップとウインドゥブレーカーを着た方が良いよ」と云ったら珍しく素直に私の云う事に従うルンバ。
入口には熊注意の看板がそのまま掲示されていたけれど、クリンソウの記事を見た人が多く散策しているので前回のような暗さは感じられない。
ルンバも初めての場所で「こんな素敵な所へ連れて来てくれて有難う」と云って腕を組み横乳グイグイかと思っていたら、私を置き去りにしてどんどん先へ進んでいった。
若い頃に比べると横乳の効果がそれ程無いことを自覚しているのかも知れないけれど、でも案内した私を置き去りにするとはね。
何処かにいないかなぁ・・・・・横乳グイグイの人。
デカいズームレンズ付カメラを持ったオッチャンは、クリンソウ目当てに違いないと確信してその後を付いて行くのだが、2キロ以上も歩いたところで訊いたら「クリンソウの群落は1キロも手前を横に入った所」と教えられ逆戻り。
やっと脇道を見つけて入り群落を発見。
「クリリンだぁ」と騒ぐルンバに「クリンソウ」と訂正するのだが、それでも「クリリン」と叫ぶルンバ。
クリリンはドラゴンボールのハゲだろうと説明するのだが、彼女の脳は既にクリリンと記憶してしまったようで、周りの人の手前、他人のフリして訂正するのを諦めた。