昨夜、ベッドへ入る前に癖にとなっている深夜の町を見下ろす為にカーテンの隙間から外を見た。
運が良ければオキツネ様の散歩を見られるからだが、昨夜は何と静かに雪が降っていた。
ここ一週間ほどで3回目の雪。それも全部天気予報では触れていなかった予報外れの雪。
(気象予報士なんかクソの役にもたたねぇ)とまた毒を吐くことになった。
昔の婆様の予報の方が当たっていたような気がしてきた。
「あの山さ雲が被っているから明日は雨だべ」と云った婆様は、既にこの夜にはいねぇ。
残念なことに代わりにのし上がった爺様や婆様にそんな能力は無ぇ。
山なんか見ずにテレビで難しい試験に合格した気象予報士様の云うことを素直に信じるだけだぁ。
今からでも山にかかる雲を見る練習でもすべっかと思ったが、モダンな二階建ての家が邪魔でお山が見えねえだよ。
テレビを観ていたら何と東京でも大粒の雪が降っているではねぇか。
箱根のロープウェイは止まっているし高速道路も閉鎖で大混乱。
こりゃえらいこっちゃ。
そう言うオラの顔は、仲間が増えたからだべか。
嬉しそうなんだわ。