天気予報には雪だるまの表示がなかったのに、深夜から堂々と雪。
天気予報を信じて車庫に入れず玄関前に置いた車が、目覚めた時には白に覆われていた。
最近の予報は外れる事の方が多いように思えてきた。
降った量は3センチほどだろうか。
雪かきをしなくても大丈夫な量だと「溶ける派」の自分に言い聞かせる。
窓から外を見ると周りで雪かきをしている家は無いみたいだ。
雪は止んだが、かなり強い風が吹いているようで、木々の枝が揺れ、せっかく居場所を確保した新雪を、まるで漫画のような渦が巻き上げてキラキラと光らせ、新しい場所を求めて彷徨うように何処かへ連れ去った。