前回の続き
硫黄山を出て、実はこれからが旅の本番なのだ。
裏摩周へ行ったことが無いと云うので、少し遠回りなのだが頑張ることにした。
都合で17時には釧路へ戻りたいとT子さんに言われていたので、15時には帰りのルートに乗らなければならない。
まだ余裕がありそうなので、「清里へ行ってみましょうか?」と提案。
「じゃがいも焼酎の醸造所がある」と云った途端、目を輝かせて「行きたい」と声を揃えた呑兵衛オンナ3人。
こうなると野上峠からの絶景なんか目に入らないようで、頭には「焼酎」の文字しか無いようだ。
清里町の焼酎工場には、試飲コーナーがあり3種類の焼酎を飲み比べ。
グイッ、グイッとグラスを空けていく姿に下戸の私は恐怖を覚えた。
気に入ったのか、どんどん購入してご機嫌の女性陣。この建物から見える美しい斜里岳なんかは目に入っていないようだ。
裏摩周へ通じる道に入り最初に寄ったのは「神の子池」。摩周湖からの湧水で出来たと云われる池の水は少し青味がかっているのだが、太陽が落ちかかっているので水面からの乱反射が強くて、感激はイマイチかも。
そして裏摩周展望台。ここも初めてだと云う割には感激も薄いようだが、もしかしたら試飲した焼酎が効いてきたのかも知れない。
これで私の案内は終了。後は17時までに戻るだけだ。
時計を見ながら必死に運転する私の周りで疲れたのか、酔ったのか無言。
そして高鼾の呑兵衛3人を乗せて私はアクセルを踏み続けた。
硫黄山を出て、実はこれからが旅の本番なのだ。
裏摩周へ行ったことが無いと云うので、少し遠回りなのだが頑張ることにした。
都合で17時には釧路へ戻りたいとT子さんに言われていたので、15時には帰りのルートに乗らなければならない。
まだ余裕がありそうなので、「清里へ行ってみましょうか?」と提案。
「じゃがいも焼酎の醸造所がある」と云った途端、目を輝かせて「行きたい」と声を揃えた呑兵衛オンナ3人。
こうなると野上峠からの絶景なんか目に入らないようで、頭には「焼酎」の文字しか無いようだ。
清里町の焼酎工場には、試飲コーナーがあり3種類の焼酎を飲み比べ。
グイッ、グイッとグラスを空けていく姿に下戸の私は恐怖を覚えた。
気に入ったのか、どんどん購入してご機嫌の女性陣。この建物から見える美しい斜里岳なんかは目に入っていないようだ。
裏摩周へ通じる道に入り最初に寄ったのは「神の子池」。摩周湖からの湧水で出来たと云われる池の水は少し青味がかっているのだが、太陽が落ちかかっているので水面からの乱反射が強くて、感激はイマイチかも。
そして裏摩周展望台。ここも初めてだと云う割には感激も薄いようだが、もしかしたら試飲した焼酎が効いてきたのかも知れない。
これで私の案内は終了。後は17時までに戻るだけだ。
時計を見ながら必死に運転する私の周りで疲れたのか、酔ったのか無言。
そして高鼾の呑兵衛3人を乗せて私はアクセルを踏み続けた。