居間に付けてあるエアコンの吸気口に貼ったホコリの進入を防ぐフィルターの交換時期がかなり過ぎている。
高い所にあるので脚立を出してこなければならないし、それに交換する時にホコリが舞うのでルンバが気にするかも知れない。
だからルンバの留守を狙っていたのだけれど・・・・・。
明日は父の命日でお坊さんが来宅する。それでいつもより気合を入れて掃除するようなので、「掃除機をかける前にフィルターを交換したい」と申し出たら予想外の快諾。
気の変わらないうちにと脚立を持出し、今まで貼ってあったフィルターを丁寧に静かにホコリが舞わないようにと細心の注意をして剥がし、無事に新しいフィルターと交換できた。
しかし、それからが大変だった。
ついでに少し曲がっているカーペットを直したいと云われ、居間に置いてあるテーブルやソファー除湿器や食卓テーブル等、とにかく全ての物を居間から運び出し、年末大掃除以上の丁寧さで掃除機をかけ、カーペットを直し、重いテーブルや椅子を元の位置へ。
グッタリしてソファーに倒れ込みテレビを観ようとしたら・・・・・何と映らない。
テレビ台を動かした時に色々なラインを外したので何かが間違っているようだ。
テレビの裏側は、テレビだけではなくブルーレイレコーダーやサラウンドシステム等何か何だかワカラン配線がゴチャゴチャになっている。
狭い裏側に首を突っ込み、懐中電灯の灯りを頼りに一つ一つ謎解きをするように「あーでもない、こーでもない」を繰りかす私。
その内、「もうテレビなんか映らなくても良い」とギブして不貞寝。
しかし不貞寝しながらも頭の中は謎解きを続けていて、(そうだ、あのコードをあそこに挿してみよう)
これが大正解で、「お母さん、映った 映ったよ」と狂喜乱舞する私。