北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

深夜のアラーム

2022-01-16 20:38:36 | 日記
深夜0:15頃、スマホのアラームが鳴った。
半分寝惚けて画面を確認すると、津波の恐れがあるとの警報。
何処かで地震でもあったのだろうか。
防災無線を使ってサイレンも鳴ったらしいのだが、耳鳴りに邪魔されて聞こえなかった。

カーテンの隙間から外を確認したが逃げている人の姿は見えない。
凍える寒さの中を非難するにはイマイチ情報不足なのだろう。
予想される津波の高さが40センチだから様子見しているのかも知れない。

既に眠剤を飲んでいたので、ベッドに入ってそのまま寝入った。

その時、家内は居間で外出着に替えスマホを充電して逃げる準備をしていたらしい。
つまり、私を置き去りにし自分だけ逃げようとしていたのか、それともギリギリまで私を寝かせておいてあげようとしたのか、それは疑問が残るが訊くのは恐ろしい。 


朝、テレビ画面には津波注意報が継続中との表示。
私の街では既に50センチの津波が観測されたらしい。

埼玉の義妹からは「大丈夫❔」電話。
こちらは、切迫した様子も無い。ノンビリしたものでスリスリは未だパジャマ姿だ。

私にも誰かから「大丈夫❔」のLINEでも入っていないかと思い確認したら、何と深夜の2時。私が眠剤で爆睡していた時にマイフレのJ子ちゃんから「逃げて」のLINE。

電話しても出ないのでLINEも入れたのだ。
この叫ぶように短い言葉に彼女の必死さと優しさが感じられる。

ゴメンね。心配してくれたのに本人は知らずに眠っていた。


彼女とは何回も逢っている。

もし今度逢った時には、しっかりお礼を言おう。
そう云えば未だジェームスを紹介していなかった。
ジェームスも連れて行こう(と云うか体に付いているんだけれど…・・)

演技指導

2022-01-15 16:36:59 | 日記
ルンバが検査を受けた。

検査中に独り言のように医師が「何もありませんね。大丈夫です」と云ったのが聞こえただけで、画像を見せてくれたわけでもなく既に無くなりかけている薬が処方されるでもなく、会計伝票を渡されて診察終了。

本当にこれで帰宅しても良いのかと思いながらもひとまずホッとしていたら病院から自宅へ連絡がきて、検査結果を説明せずに帰してしまったとお詫びの言葉。

それで、今日また病院へ行くことになってしまった。


ルンバに目を三角にして「昨日検査を受けて結果説明されずに帰宅してよいと云われた●●です」と受付に云えと指示。演技指導をしっかりして車から降ろした。

その効果で待っている患者さんをすっ飛ばして直ぐに診てくれるハズだと励ましたのに、彼女は私を裏切った。

私の指導を無にして普通に診察券を出して待ったのだそう。

まぁ、そんなに待たされることなく血液検査の結果も聞いて薬を継続処方されて私のLINEに迎えの連絡が入ったのだけれど、熱心に演技指導した私としてはモヤモヤが残った。

察する力

2022-01-13 20:51:59 | 日記
雪かきをしたルンバが「1万歩以上も頑張った」と汗を拭きながらスマホの万歩計を示した。

朝7時前から3時間半も重い雪と格闘していたのだから1万歩を超えたのも当然と云える。
そこへいくと1時間しか働いていない私は、少ししか汗をかいていないので多分3000歩に達しているかどうかも怪しい。

万歩計を持って出なかったので数値で比較されないのが救いだ。

一番後に雪かきに出て、一番先に家へ戻った私へ、「お父さんも疲れたでしょう」と優しい微笑み。
この言葉の裏には恐ろしい何かが潜んでいるのが分かる私は横に首を振ってスルーはた。

夕方、ルンバは「疲れた、体が痛い」と私に何回も嫌味に聞こえるような大声でアピールを繰り返す。

これを聞き逃すと家庭に地獄が訪れる。

これは「雪かきで頑張ったから何か旨いものを食わせろ」と云う遠回しの脅迫だ。

私は直ぐに察して「夕食は、お母さんの行きたい店へ行こう」と提案した。
「お父さんの食べたいもので良いよ」と返ってくるが、そこで本当に私の食べたいものを主張すると一瞬で闇が訪れるのを私は知っている。

私が提案するのは「お母さんが行きたいかも知れない店」だ。

その中から決まったのが数年行っていないファミレス。

この新コロナの時期、スープバー、サラダバーは利用するたびに手を消毒してディスポの手袋を使わなければならない。

テーブルには食事以外はマスク着用の注意書き。
さらに、大声で話すのも禁止と書いてある。
外食も面倒くさい時代になったものだ。

と云うことで各ボックス席でのヒソヒソ話は何となくエロイ雰囲気。

大声禁止の店内で響き渡るのは店員さんの「ありがとうございました」と言う声だけ。
あっ、そうそう。ハンバーグが以前より かなり小さくない❔

負けはしない

2022-01-12 21:29:54 | 日記
昨日の天気予報で沢山の雪が降ることは知っていた。

用意しておいたシリコンを雪かき用具の表裏全てに塗った。
用具に雪が接着するのを防ぎ雪離れが良くなるとテレビで言っていたので初めて使ってみることにしたのだ。

シリコンが乾いたのを確認して全てを玄関内に移動。
ルンバは各自の腰痛ベルト、手袋に長靴を出して気合充分。
内緒だが、私に限っては気合充分ではない。

予報通り、夕方から雪がチラチラし始めて夜間には猛吹雪。電柱に付いている灯りの中を横に流れる耐え間の無い白い軍団。

「溶ける派」の私は早々に白旗を掲げてベッドへ入った。

今朝、恐る恐るカーテンを開けて見下ろすと道路を塞いで動けなくなっている車が見えた。

そして既に家の前を動き回っている我が家の逞しい「除雪の鬼」の姿。
見上げた鬼と視線が合い、思わず隠れる気弱な世帯主。

装具を身に着けコップ一杯の水を飲んで震える外気の中へ突入した。

周りを見ると既に8割の除雪は済んでいて私の出番は無いように見えるが、ここで背中を見せると「鬼達」に全てを奪われてしまう気がして、私も(ずーっと頑張っていたよ)と云う顔をして雪かきに加わった。

「鬼達」と云うのは一緒に頑張ってくれている「小鬼」もいるからだ。

聞くと2時間も前から動いていて、既に万歩計は1万を超えていると鼻息が荒い。

私が塗ったシリコンは凄く効いていると喜ばれた分、鬼の視線が優しくなった。

何処かの大きな都市では5センチの降雪で大雪だと騒ぎ215人が転倒して搬送され約1100件の交通事故が発生したと騒いでいたが、こちらはそれどころではない。

必死に雪かきをしないと陸の孤島になる。

交わす言葉は「重い雪だねぇ」と云うだけ。
白旗を上げない爺ちゃん、婆ちゃん総出で青息吐息の戦いが続いていた。

ミステリーでは無いと云うけれど

2022-01-11 19:30:45 | 日記
昨夜、偶然チャンネルを合わせたフジテレビのドラマ。
原作は漫画らしい。

部類はサスペンスなのに、原作者の田村由美さんが付けたタイトルが
「ミステリと言う勿れ」と云うのだからミステリーでは無いのかも知れないが、でも現実はミステリーに思える。

まぁ、そんなのはどうでも良い。観ている人が楽しければ良いだけのこと。

被疑者の観察眼が鋭いことは古畑任三郎を思わせるがストーリー展開は全く違うのだから、その点がワクワクする。

主演は天然パーマでボサボサ頭の菅田将暉。
これがスッとぼけた(本人は極めて真面目だと思っている)大学生を演じ、ある日突然殺人事件の容疑者として任意同行された。

数年前の知人が殺され、現場に指紋のベタベタ付いた凶器の果物ナイフがあったのだから。

取り調べを受ける中、次々と自分が疑われていることの矛盾を指摘し、逆に刑事を動かして真犯人を炙り出すと云う斬新かつ見事なストーリー展開。

取り調べを受けながら逆に淡々と疑問点を示す彼の推理力に敬服し、尊敬しすっかりファンになってしまう刑事に対して、彼は威張るでもなく、あくまでも大学生。
「じゃ、帰っても良いですかぁ」と云いながら警察署を後にする。

その彼が楽しみにしていたライブに間に合うようにと乗ったバス。
そこで発生するバスジャックが第2話への入り口となっている。

その第2話は来週月曜日の21時。
絶対観よう。チャンネル予約をしなくては。