今日は天気も良く、お客様の入りも上々である。お昼には裏の「相模原ホール」で劇団四季の開催もあり、ざわついた一日である。しかし、当方はどういう訳か?さっぱりである。小物のお箸とかスプーンばかり。そんな中、やはり、リピーターのお客様が助けてくださった。本当にありがたい。今回は以前買って頂いたものより、もう一回り大きなものを、と、御注文を下さった。とても美しい方で、こんな方に持って歩いて頂くだけで大いに宣伝になります。
夜には、職人展のメンバーと伊勢丹の担当社員と一緒に懇親会。初めてお話する方も居れば、以前から良く知っている方も居る。今回の職人展と名打つ中でも、一番の職人技を持っているのはこの人だと思う。 三重県の真珠屋さん、奥さんの接客術がナンバーワン。たくさんの職人の方の技よりも、この人の接客の技が凄い。「長谷川パール」さん、いろんなパール屋さんと一緒になるが、この人ほどお客様の声を聞き、押し売りすることなく、気持ちよくお買い物をさせる。聞き上手であり、親身になってお客様の言葉を拾い上げる。私が「どうしてそんなに売れるのですか?」と馬鹿な質問にもまじめに答えてくれる。「全然、売ろうと意識していないんです。高いものも安いものもなく、このお客さんにはこの品物が合うと思いお勧めするだけです。」謙虚な姿勢、爽やかな笑顔で絶大な支持を得ている人である。弟子入りさせてもらおうかな?