連休が明けると共に、目の回るような忙しさだ。私たち竹細工をするものにとって、今が一番忙しい時期である。特にこの5月、6月、7月が猫の手でも借りたいくらいである。工房も次から次へと出荷作業に追われて臨戦態勢である。
デパート催事の荷造りは担当者が一人行くので、そんなに気を使うことはないが、ギャラリーの個展の分は、相手様にお任せする場合がほとんどなので、作品につける値札、作品の箱、作品リストの番号をすべて合わせて間違いの無いように荷造りをするのが大変だ。私も手は漆を塗りながら、頭の中は5個くらい先の催事の段取りを考えている。景気が少し回復してきたような感じが実感としてしだしてきた今日この頃である。
大分には「トキハ」というデパートがある。地方のデパートにしては良い業績を上げている老舗のデパートである。大分県で育った40台、50台の人は小学校の遠足でトキハデパートに行ったそうだ。
私の作品はトキハ本店の工芸品コーナーにも展示されているのだが、今回は7年ほど前に出来た郊外型のトキハわさだ店で2週間の個展をして欲しいという事で担当者がお見えになった。右の可愛らしい「M」さんとは本店時代からお世話になっている明るくて気の利く女性だ。左の人が新しくインテリアのバイアーで配属された「T」さんである。二人とも良い笑顔ですね。
東京、大阪、名古屋と都会のデパートでの催事が多いのだが久しぶりの地元での展示会。7月21日(土)から8月3日(金)までありますので、皆さん是非来て下さいね。