3年ぶりの遠鉄百貨店。以前は1月に「九州展」があったのだが、2年前から開催時期が変わり、4月になった。丁度、他のデパートの催事と同じ開催時期になってしまったため、私が来ることが出来なくなってしまった。遠鉄百貨店は工芸の出店業者の間では、社員の対応の良さで知られている。決して上から物言うということは無い。出店業者を大事にしてくれるデパートである。担当の人も移動で何代か変わっているが、どの人も丁寧で親切に接してくれる人ばかりである。
昼から飾り付けをしてホテルで一服。このホテルも遠鉄系列の「コンコルド浜松」。此処からの見晴らしは、浜松が一望できて素晴らしい眺めである。しかも、ホテルの宿泊も遠鉄持ち、デパートからホテルまでも遠鉄系列のバスでただ券まで貰えるという、至れり尽くせりである。
一服した後、もう一つの目的であるお店に出かけていった。「ベルモテオ」。昨年10月にオープンしたばかりのお店である。昨年、このお店のオーナーの河岸さんとご縁が出来た。人の縁とは不思議な物で、何十年知り合っていても、中々心が触れ合わない、開けない人も居るかと思えば、この人の様に始めてあった時から打ち溶け合ってしまう人もいる。
http://blog.goo.ne.jp/takae_1/d/20070521
http://blog.goo.ne.jp/takae_1/d/20070710
開店したお店を訪ねてみると、お洒落な素敵なお店が出来上がっている。最初、オープン前にお話を聞いた時は、オーナーの「気に入った物をあれやこれやと扱いたい」と聞いていたので、少し、焦点の定まらない纏まりの無いお店になるのでは?と、心配していたのだが、行って見て、お洒落な輸入雑貨をメインに、若い客層に焦点を当てた素敵なお店に仕上がっていた。
いり口の雑貨品の奥には、お箸コーナーがあり、朝のテレビドラマで脚光を浴びている「若狭の塗り箸」が200種類近く飾られている。恐らく、浜松でこれだけお箸を扱っているお店は無いだろう。その中の一角に、私どもの竹箸を置いていてくれた。「使いやすさは竹箸が一番なんだが、見た目の鮮やかさで中々買って頂けない」と残念がって頂いている。まだ、オープンして半年あまり、これから、どの方向に進めて行くのか?試行錯誤の時期である。お店とお客様と商品の3点が合致しないことには商売としては成り立たないのだから、いろいろ、試してみて、浜松で「此処が一番」と言われる様なお店に育ってくれると良いのだが!
この日は、河岸さん御夫婦に素敵な晩御飯を御馳走になった。とても、素敵な店なので、明日のブログでアップします。