浜松、名古屋、宮崎とミニ旅行を終え、帰ってきた。昨日は疲れも溜まっているのだろう、ぐっすり眠り昼間もゆっくりした。出張先では連日の飲み事が続く、その性で今回も、出発前と帰ってきたときでは体重が2から3キロ重くなっている。これはいけないと思いつつ、しかし、ほとんど「水太り」の様な感じである。帰ってきて、いつもの生活に戻ると、一昨日の体重よりたった一日で2キロ軽くなった。何じゃ、こりゃ!やはり、レコーディングダイエットのお陰でこれで収まっているのだろう。
ゆっくりした一日で英気を養った。朝から、読みかけの本を読み倒し(ジョン・グリシャムの「無罪」)、夕方からちょっと一杯飲んで テレビを見た。NHKスペシャルで「病の起源、 骨と皮膚の病、~それは“出アフリカ”に始まった」。20万年前、アフリカ・タンザニア地方で生まれたヒト、ホモサピエンス。サルから進化した人類は全身に覆われた毛をなくすことで、サバンナに出ることが出来るようになり、露出された皮膚を紫外線から守るためにメラニン色素で体を守った。6万年前から、出アフリカを始め、世界に広がっていく。しかし、緯度が高くなる程に太陽光線が弱くなり、それに比例して皮膚の色が白くなっていった。現在も紫外線の照射量に比例して住んでいる人種の肌色が決まっているそうだ。なるほど、なるほど。何万年かけて、人間は太陽と共に体の仕組みを変え進化してきたのだ。
高度な文明を手に入れて、地球規模での移民や、ほとんど太陽に当らない生活などをするようになったが、適用能力が無くなり、皮膚がんやクル病などに悩まされているそうだ。私も、60を過ぎたら、海外に移住しようか?などと、漠然と考えていたが、少し考えねばならないな。
見ていて、実に興味深い内容である。最近のテレビ番組はバラエティのアホ番組ばかりが目に付くが、NHKスペシャルは面白い。次回のNHKスペシャルが楽しみである。