高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

父親として

2008年04月05日 13時39分20秒 | 家族

先日の東京までの飛行機の中、長男クルムといろいろ話す時間が持てた。この春から、高校3年生。「卒業後の進路について、今の学校の友人関係、部活のこと、卒業したらバイクに乗りたい。」など等、

私が、「18歳までは親が面倒を見るが、それ以降は自分の責任だ!進学について、当たり前のように考えているのであれば、ちょっと、見当違いになる。お前が、こうこう、こういう事がしたいので、それに付いて、こんな学校に行きたいと思う。ついては、経済面で援助してもらい、進学させて貰えるだろうか?と、こう考えるのが基本的な立場だと思う。」

「親の経済的援助が必要であるならば、現在の自分の状況と進学できる学校への思いを、親に判る様に説明して欲しい!」

長男 「言われること、御尤もです」と

私、 「シンラともっと話をするにはどうしたら良いだろうか?」

長男 「もっと、関心を持たなくては!」「帰省日にお父さんが迎えに行くとか?ラグビーの試合を見に行くとか?シンラの楽しい事を話したら!」

などと、偉そうに言いやがる。ホントはもっとお前の事を知りたいんじゃ

本当に判ったのだろうか?大変疑問ではあるが。最近の風潮として、子供が大学に行くのは当たり前、変なヤツは「行ってやる」なんて、アホな考えでいるヤツまでいる。間違った、立場で話をしていきたくなくて、上記の様な話をした。

何を選択しても良いのだ!結局は自分自身に跳ね返ってくるのだから、どんな道を通ろうが、自分の意思で選択し、自分で責任を持って生きていかなくてはならないのだから。

最後に東京駅で別れるとき、「お父さんも無理せんで!」と一言いって新幹線に乗って行った後姿を眺めながら、「お前の人生だぞー」と心の中で呟いた。 

竹工房オンセ

コメント (4)
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