高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

ラーメン二郎

2009年08月02日 05時37分33秒 | 食べ物

先日「帆布バッグ」の細野君が陣中見舞いに来てくれた。彼は実に義理堅く、私のブログを見て、関東地方の時は、よく顔を出してくれる。その時、「府中にも“二郎”がありますよ!」と教えてくれる。

Cimg0234 “二郎”とは、関東地区で展開されているラーメン屋で、メニューはラーメンしかなく、圧倒的なボリュームで、何処の店に行っても行列が出来ている。今までに、相模原・横浜と“二郎”を見つけたが、行列の長さを見て諦めていた。

しかし、今回こそはと、意を決して並んでみた。

19時20分に並び始めて、結局カウンターに着いたのが19時55分。35分並んだ事になる。私が注文したのはラーメンブタ。このブタとは普通のラーメンにチャーシューがプラスされるのだが、一般的にイメージするチャーシューでは無い、拳大ほどもある肉の塊が乗ってくる。

後は、ラーメンが出来た時に、トッピングとして、「にんにく・あぶら・ヤサイ・辛さ」と4種類あるのだが、どれをトッピングしても無料である。私は、「辛さ」だけをトッピングして、出てきたのがこれである。

Cimg0233 恐ろしい量のラーメンが出てきた。トッピングで「ヤサイ」と云うと、この上に更に、キャベツとモヤシが盛られてくるのだ。

驚くボリュームである。これ一杯で2000カロリーくらいはありそうである。若い学生の圧倒的支持を得ているのもうなずける。このボリュームで600円なのだ。

山の様なヤサイを食べているうちに、やっとチャーシューに辿り着くと云った感じだ。麺は極太麺。普段、九州地方の極細麺に慣れている私にとっては、この極太麺はイマイチであった。食べても食べてもなかなか無くならない。

帆布、四代目から、「普通のラーメンでも多いので、大盛りは頼まない方が良いでしょう」とアドバイスを受けていたので、普通ラーメンで正解である。いつもは、最後の汁まで飲み干すのだが、(これが太っている原因だ!)さすがに、今回はこの油濃さに負けて、ほとんど汁は残した。

Cimg0229 店内では、無言でラーメンを出す店長。お客も一人として、話をしている者は居ない!と云うのも、カウンターの空いた所に順番に一人ずつ、座って行くので、仲間で一緒に座って話をする事が出来ない。

また、直ぐ後ろに順番を待っている人がいる為、食べた後、ゆっくりする事は出来ないのだ。みんな、黙々と食べて、最後に全員が全員、必ず「ご馳走様でした!」と声をかける。これはきっと、この店のルールなのだろう?

初めての「ラーメン二郎」体験記であったが、このラーメンだけで、他に何も食べる気が起きない。私にはこの極太麺と油濃さがイマイチ馴染むことが出来ず、「もう、行列までして食べることは無いだろう」

竹工房オンセ

コメント
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