あっという間の広島三越での催事であった。昨年までの1階玄関での展開と違い、8階での催事での展開と云う事で、非常に少ないお客様であった。昨年まで、この催事に出店している業者も、「今年は特別だ。全然お客さんが入らない!昨年の半分も行かない!」と嘆いている。
景気の性なのか?、選挙の性なのか?企画の性なのか?消費が冷え込んでいるのを実感する。そんな中私の所は、この会場では検討しているほうである。リピーターのお客様が助けて下さる。また、ファンになって頂いたお客さまが口コミで「名入れ箸」を広げて下さり、結構忙しくさせて頂いた。ありがたい事だ。
また、広島県竹原市から多くの教え子?や知り合いの方たちが来て下さり、何かとお買い物して下さる。私は20年ほど前、竹原市の職業訓練校で竹工芸を教えていたことがある。その時の教え子?さん達だ。
何故、「教え子」の後に「?」が付くかと云うと、高齢者対象のクラスであり、生徒さんの年齢が55歳以上65歳までであった。それで、教え子といっても、自分の親ぐらいの年代の生徒さん達ばかりなのだ。帽子の「K」さんは、もう86歳になられる。今でも、竹細工の現役で、今回も私に「染料を分けて下さい!」と注文されて行った。お元
気で何よりである。
当時、訓練校の事務をしていてくれた「O」さんもご家族で、別嬪の娘さんに「竹のバッグを!」とお買い求め頂いた。こんな可愛い子が、私のバッグを持ってくれるのは、ホントに良い宣伝になる、ありがたいことです。
結局、これだけ消費マインドが落ち込んでいる時は、今までのお客様との関わりや、人間関係が大きく物を言ってくる。
また、来年広島に来る事が出来ますように!
次回は1階でお会いしましょう!