高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

思いを載せた DM!

2010年02月13日 07時30分22秒 | 工房

昨日、宛名書きを終え、卒園・卒業記念のDMを発送した。

一生懸命作った、チラシと申し込み用紙、私の住んでいる地域の保育園・幼稚園・学校宛に送ったのだが、今回は、まるでラブレターを出すような感覚である。宛名は、当然手書きで、悦子と真理ちゃんと私で手分けして書く。
切手も可愛い花の切手を買ってきて、ちゃんと真っ直ぐになるように、最新の注意をしながら切手を貼る。

ネットの勉強をしだしてから、実経営での、細かい場面での心遣いが格段に変わってきた。
送るダンボールは汚れていないか?
クッションの詰め物も、綺麗になっているか、
なるべく手書きのコメントを一言添えておこう・・・・・・・
こんなしてあげたら、喜んでくれるのでは無いか・・・・
などなど、

それまで、作品を作るまでは細心の注意を払って、作品を完成させていた。しかし、まだ、「職人だから」と云うような、甘えが何処かにあった。
作品を発送する時まで、最後の最後まで注意を払っていなかったのだ。

お客様がこの作品が届いたときに、期待を込めて、どんな気持ちで箱を開けるのか?
そんな場面を想像できていなかったのだ。  
これでは、ダメだ!  とやっと気づいた次第である。
当たり前の事なのに、それが出来ていなかったのだ。

お持てなしの心を持って、お客様に接するのならば、必ず通じると実感として判ってきた。

今日も、夜中に起きて、DMが届くのは、きっと月曜日だろうな。どんな気持ちで、あのDMを見てくれるのだろうか?とワクワクするのである。


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コメント (2)
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