高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

青春真っ只中!

2010年02月26日 04時29分36秒 | 家族

私には二人の息子が居るのだが、どうしてこんなに違うのか?と、思う。

ただ今、次男坊が始めての大きな壁に突き当たっている。今まで、何をやらせても上手く行き、勉強も良くでき、クラスでは級長、クラブではキャプテン、寮生活では寮長、回りの生徒からも一目置かれ、先輩・先生からも信頼されている。

しかし、「回りから期待される事に応えなければ!」といつもプレッシャーがあるのだそうだ。「みんなの期待に応えなくては為らない!」でも、「本当の俺はそんなのじゃ無いんだー」と叫びたいのだが、本当の自分を出せない!

そんな悩みで壁にぶち当たっている。

中学3年間で、本当に目を見張るほど成長した次男坊。体格も逞しく、私より大きくなってきた、よく勉強するので知識も付いてどんどん成長してるのはよく判る。でも、急激な成長に心が付いて行けないのだ。
気が優しくて、甘えん坊なのに、回りの空気が変わってしまった事に戸惑い、困惑している様だ。

「初めての大きな壁」

私から見て、「やっとこいつに壁が来たのか!良かったな!頑張って乗り越えてくれ!」と期待を込めて見ているのだが、本人は渦中に居てアップアップの状態で冷静に判断できない、それは当たり前の事で、その中で、つまづいて、傷ついて、痛い目を見て、やっと次のステップに進めるのだから。このまま何も無く、優等生で育っていく方が、よっぽど怖い!

1時間以上、真剣に次男坊と話をした。涙を流しながら真剣に話す次男坊を見て、愛おしくて堪らない。(俺の中学3年生の時はもっとヒネていて、こんなに素直に親と話をしていなかったな!)

彼に、伝える事が出来たのは、

「もっと恥を掛け、恥をかく事を恐れるな!失敗をして、傷つく事を恐れるな!そして、絶対に逃げては行けない!自分の心の問題なのだから」と、

何処まで伝わったか?判らないが、最後に、私が若い頃、人生の壁に突き当たった時読んだ本をプレゼントした。

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デールカーネギーの「道は開ける」この本には、若い頃、随分生きるヒントを貰った。15歳の次男坊には少し読み辛いかも知れないが、何かのヒントは得れるだろう。

ちゃんと、この本を鞄の中に入れて、寮生活に帰っていった。

「フレー、フレー、シンラ!」

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