高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

夏休み

2009年08月16日 10時16分39秒 | 家族

今年の夏休みは実に静かな物になった。この10年ほどは、8月初旬は広島で原爆記念日を向かえ、その後短い夏休み、お盆の時期と云うと新宿伊勢丹での「大九州展」に出展して、家を留守にしているのが恒例であったが、今年は、いろんなデパートの催し物が、日程が変わり、出展業者は四苦八苦している。

http://once.blog.ocn.ne.jp/ajimu/2008/08/post_af20.html#comments

去年は、球磨川の川下りを体験し、良い思い出が出来たのだが、今年は、長男坊が自動車学校に通っているため、毎日、別府まで迎えに行ったり、と、運転手になっている。

長男坊とゆっくり話す機会は少ないのだが、送り迎えの車の中では、二人きりなので、学校の事や、欲しいもの、彼女の事、遣りたい事などが聞けて、良い時間になった。

彼は今、「お金を貯めて、一人でイタリア旅行がしたい」そうだ。一眼レフのカメラを抱えて、あちらこちらと見て回りたいようだ。デザインの学校に通いだしたので、同級生や先輩達の話を聞くうちに、視野が広がったのだろう。

Cimg0256 次男坊は、短い夏休みを、ラグビーの合宿や試合に行ったり、応援団の練習、時たま、友達からの誘い出しに忙しくしている。先日、足の大きさを測ったら、もう私より、縦にも横にも大きくなっている。今、一番育つ頃だ。その分、よく食べる。焼肉屋に行くと、次男坊一人で1万円くらい出費する。
あー、コワ!

そして、妻の悦子は、汗臭い男ばかりの洗濯物に追われ、どんなに一生懸命、時間をかけて作ったご飯も、10分ほどで平らげてしまうのを、嬉しそうに見ている。毎日、毎日に感謝である。

Cimg0249 平穏な、夏休みになってしまったが、こんな年も良し!としよう。

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相互リンクのお願い!

2009年08月15日 10時39分54秒 | ホームページ作り

先日のネットのセミナーで、ホームページのSEO対策の一環として、外部リンクの重要性を話しておられた。しかし、外部リンクをどうやって、お願いしていくのか?悩んでいる。

グーグルで「相互リンク」と検索すると、沢山のサイトが出てくる。

大体が、「そのサイトに張ってあるバナーを自分のページに貼り付けた後、新規業者登録をする。」と云う様な手順だと思うのだが、「無闇に変なサイトに登録してしまうと、大変では無いか?」と二の足を踏んでいるのだ。

誰か、こういった相互リンクサイトを使った事がある人は是非教えて下さい。

一番良いのは、知人・友人にお願いして、一つずつ増やしていくのがベターなのだが! その一環として、このブログを見ている人で、私のホームページと「相互リンクしても良いよ!」と云う方は、ぜ是非是非ご連絡頂きたい。

私のホームページは  http://take-once.com/  です。
連絡は  info@take-once.com  までお願いします。
 

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カンブリア宮殿

2009年08月14日 08時32分52秒 | ブログ

テレビ番組で、毎週必ず見ている番組がある。「たかじんのそこまで言って委員会」・「儲かりマンデー」・「ガイヤの夜明け」・「カンブリア宮殿」この四つは出張中でも、録画して見ている。

今週、先週と「カンブリア宮殿」で面白い特集をしていた。「消費者熱狂」というテーマで、

第1週目は首都圏で56店舗を展開するスーパーの「オーケー」。弁当290円、2リットルの水88円・・・と4割引5割引は当たり前の激安スーパーだ。

安い理由をき ちんと説明する「オネスト(正直)カード」を店頭に示し、正直に消費者に情報を伝える。この「正直さ」が消費者の信頼を生み、リピーターが通いつめる店に なり、ここ数年、既存店売上高を毎年10%伸ばしている。


物腰の低い丁寧な話し方をする社長さんだ。それに反して、第2週目の社長さんは、厭くの強い大きな声で話しまくる個性派である。最初は、ちょっと引いてしまう様なキャラクターである。

だが、言っている事・やっている事に共感する。


茨城県つくば市にある野菜直売所「みずほの村市場」の長谷川社長。
「みずほの村市場」で売っている野菜はスーパーの価格よりも2~3割高い。しか し、地元つくばだけでなく。東京や神奈川など県外からの客も多く、年間25万人が訪れる。開業から19年、右肩上がりで成長し、売上高は約6億円になる。

売れるワケは、味と新鮮さ。年間100種類ほどの野菜が並ぶが、そのすべてを試食できるようにしているため、客はその味を確認した上で買うことができる。その信頼感がリピーターを生み、1万3000人が会員となっている。

『野菜の価格を農家が決める』
みずほの特徴は、長谷川が決めた価格決定のルールだ。通常、農家は生産した野菜を農協に出荷し、市場の競りで価格が決まり手数料などが引かれた後、農家の取り分が決まる。赤字になってしまうことも多い。
しかし、みずほの村市場に並ぶ野菜の価格は、加盟農家が生産コストに自分の利益を加えて決めている。農家が暮らしていけるための価格設定をしているのだ。 高いだけでは売れないため、もちろん品質のいいものを提供するための努力は怠らない。安売り競争で損をするのは生産者・・・これまで虐げられてきた農家の 人々を自立させたいと望み、長谷川はみずほを立ち上げたのだ。

(青字は、番組案内から)

我々、物作りをする者にとっても、まったく同じ事が考えられる。
生産者がより良い物を作るため努力する、それがチャンと価格に反映し、生産者に戻ってくる。それを、表現するステージを用意して、生産者のモチベーションを高めている。面白かったのは、「後から同じ品物を出す生産者は、前に出ているものより高い値段を付けなくてはならない!」と云うルールである。

このルールは一見すると可笑しな感じがするが、後発の業者は、より良い物を作らなければ、前から出ている物に勝てない、価格の高い分、相当な成果を出さなくては太刀打ちできないのだ。

無用な、価格競争で価値を下げるのでなく、いい物を作って、全うな価格で販売し、生産者に還元する。この当たり前の事をしているのだ。私も、生産性の低い竹細工の業界にあって、正直に、いい物を全うな価格で販売し、職人に還元できるようなステージを作っていかなければならない!

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人工衛星?

2009年08月12日 09時33分51秒 | 安心院

出張中はほとんど毎日、朝歩きをしているが、逆に家に戻って来たときは、ほとんど歩いていない。こんな事ではいけないと思い、散歩に出た。厚い日中を避け、少し涼しくなった時間帯にした。

夕方、野山を歩き始めると、頭の回りを人工衛星の様に、「ブト」(ブヨ)が付いて回るのだ。
http://www.otomiya.com/fishing/sea/28-buyo.html

この、ブトは小さいのであるが、刺されると非常に痛い。結構人によっては、1週間近く腫れ上がる人もいる。どう云う訳か?顔の周り、目の上辺りを刺される事が多いのだ。そこを刺されると、目が開けないくらい腫れ上がる厄介な奴なのだ。

手でブトを振り払いながら、暫く歩いていくと、最近同じ集落に引っ越してきた山本さんと出会った。山本さんは佐賀県有田から「田舎暮らしがしたい!」と云うことで、休校になっていた、萱籠分校を借りて入植してきた人だ。

お仕事は陶芸家。息子さん夫婦も一緒になって焼き物をしている。私たちと同じように全国のデパートやギャラリーで個展をしている。お父さんの方は当年、67歳。毎日、近くの野山を散歩している。
私と散歩で出くわしたのは初めてで、「折角ですから、一緒に歩きましょう!」と云うことになった。

国道近くまで、お互いの近況などを聞きあって、「あまり遠くなっても大変なので」とそこで分かれた。私は更に、国道500号線を別府方面に進む、途中で大分に次男坊を迎えに行っていた妻と合流する事になっていたのだ。

今回の失敗は、気軽な気持ち過ぎて、靴下を履かずに歩いていた為、途中で踵の所にマメができてしまった。ホンと、小さなマメであるが、痛いのだ。やはり、準備は万全にしなくては成らないのか?

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デュアル・ディスプレイ

2009年08月11日 15時28分57秒 | ホームページ作り

先日のイーストアーでの、セミナーで良いことを教えてもらった。その中の1つに、「デュアル・ディスプレイにする」と云うのがあった。パソコンに詳しい人にすれば当たり前の事かも知れないが、私たち初心者にとっては、大発見である。

Cimg0247早速、倉庫から、以前デスクトップパソコンを使っていたときのモニターを引っ張り出してきた。何も難しいことは無く、今使っているノートパソコンに繋いだだけである。

  1つのパソコンで2台のモニターが使えるのだ。別々のモニターではなくて、2台が繋がっているのだ。左のモニターから、カーソルを移動するとそのまま、右のモニターの中に、カーソルが動いていくのだ。びっくり!

Cimg0246何故、これが凄いのか?というと、片方の画面でホームページを作っていき、もう一方で実際のページが如何なっているのか? が、一々、ページを変えなくても、リアルタイムに確認できるのだ。

それと、表計算のデータなども、右から左へ、左から右へと、そのままドラッグでコピーや貼り付けが簡単に出来るのだ。

これだけ、ハードの面でも、段々と充実させて来たのだ!後は、しっかりとインターネットで売れる様なページを作らない事には……。
あとは遣るだけ!

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長男坊の帰省

2009年08月10日 15時36分59秒 | 家族

この春から、大阪のデザインの学校に行っている長男坊が夏休みで帰ってきた。夏休みはもっと早くからあったのだが、バイトの為、遅くなったのだ。このバイトは、先日のパソコンを壊した事で、自分で稼いで、新しいパソコンを買わなければ為らなくなったため、頑張っているのだ。

やはり、もう18歳になったら、自分の責任で遣っていかなくては為らない!「額に汗して稼いだお金は大切なのだ!」それを、体で覚えて行かなくては為らない。

Cimg0243 大阪からは、スカイメートを利用して、大分空港に。空港から別府までは高速バスで、私が別府まで迎えに行く。時間も丁度、昼ごろなので、長男の大好きな「長浜ラーメン」へ、九州独特の細麺とこくのあるトンコツスープ、その上に辛子高菜をいっぱい載せて食べるのが美味しい。

Cimg0242 この辛子高菜もどれだけ入れても良いのだ。まず、最初に山のように載せた辛子高菜を平らげ、替え玉の時にもう一度、山のように載っける。これが、正式な九州ラーメンの食べ方である。この写真は高菜のどんぶりです。

久しぶりの、トンコツラーメンを食べて大満足。しかし、我が家に着いた途端、「熱がある」と言って寝込んでしまった。

熱を測ってみると39度以上もある。
「新型インフルエンザでは?」と心配するのだが、やはり、一人暮らしで張り詰めていた物が、我が家に帰って気が抜けてしまったのだろう。春先から比べると、随分痩せている。体重は6キロ減っているそうだ。別に、ダイエットをしている訳ではない。

妻が笑いながら、「育ち盛りのクルムやシンラが6キロ減って、ダイエットをしているはずのお父さんが6キロ増えた。差し引き、12キロか!」と。

まー、何にしても今は、ゆっくり休んで眠る事。

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雲の中?

2009年08月09日 15時29分53秒 | 安心院

5月くらいから、別府の十文字原から、安心院のアフリカンサファリまでの約10キロが、よく霧に包まれる。酷いときは、視界5メートルと云うような、まるで雲の中を飛んでいる飛行機のような感じになる。

次男坊シンラが、学園祭の応援団に入った為、その練習に毎日、大分まで次男坊を送り迎えしなくてはならないのだが、本日が、実に視界5メートルの濃霧であった。センターラインもほとんど見えず、時たま、やって来る対向車のライトでびっくりするのだ。

交差点になると、センターラインが切れているので、真っ白な霧の中、どちらに進んで良いのか?さっぱり判らない。ノロノロ運転で時速15キロほど、目を大きく見開いて運転するのだが、本当に疲れる。

Cimg0245此処はこれから、霧の中に入っていく前の写真である。濃霧の中ではとても、写真などとっている余裕は無い。

先日、福岡県から遣ってきた森山さんが、お孫さんを連れて、アフリカンサファリに遣って来た時も、こんな感じだったのだろう。「動物がまったく見えない!」とぼやいていたが、よく見ようと、窓から顔を出すわけにはいかないし?

しかし、8月にこんな濃霧になるのは珍しいことである。今年は、まだまだ、梅雨空が終わらない九州地方である。

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やっと、夏が来たー!

2009年08月08日 07時54分43秒 | 安心院

愚図ついた空模様が続いていたが、やっと天気になった。

長雨が続くと、我々竹細工をする者にとっては、「カビ」が一番心配である。特に盛り皿など、何枚も重ねておく物には注意をしないと、あっという間にカビが生えてしまう。

製作途中は、水に濡らして軟らかくしたり、霧を吹いて編んだりするので、結構水分を含んでいるのだ。製品にして、干し上げ乾かしてしまえば問題は無い。

重ねないように、洗濯ばさみで挟んで吊るしておいたり、天気になるとベランダで干しあげるのだ。

Cimg0240 悦子の方も、洗濯物が乾かなくて困っていた。そこに、出張先から1週間分の私の洗濯物が戻ってくる、次男坊も夏休みで帰っているので、洗濯物は増えるばかりである。   

物干し竿にぶら下がる洗濯物。

午後からは、次男シンラの家庭訪問であった。学校の先生が来ると為ると、家の中の掃除がはかどる。普段とは違った掃除モードになるのだ。

先生からは「シンラ君は、クラスでも部活でも、教職員からも、先輩からも期待されている存在です。」と、でも……、その期待が本人にしてみればプレッシャーなんだとか?

「あー、やっと夏がやって来たー!」

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泥の様に眠って!

2009年08月06日 16時09分32秒 | 安心院

出張から戻ってきたが、九州地方は相変わらず、天気が悪い。梅雨明けしたと云うのに、その直ぐ後には、台風の影響で、一日中、降ったり止んだりの愚図ついた天気である。

真っ白な霧の中、やっと家に辿り着く。夏休みで帰省中のシンラと妻の悦子と3人での晩御飯である。やはり、我が家が一番良い。風呂に入って旅の疲れを癒し、缶ビールを飲みながら、悦子の手料理を美味しくいただく。あー、幸せである。

9時過ぎには、もう眠たくなって、泥の様になって眠ってしまった。8月だと云うのに、クーラーも扇風機も要らない!なんて、これも幸せである。

今日は福岡から、森山竹材さんが家族でやってきた。娘さんとお孫さんを連れて、私の家の近くのアフリカン・サファリにやってきたのだが、「霧のため動物はほとんど見ることが出来ず、残念!」と、がっかりしていた。

竹工房オンセ





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府中伊勢丹 4

2009年08月05日 09時19分17秒 | 出張

府中伊勢丹での「大九州展」も無事終わりました。此処には初めて出展したので、やはり、リピーターさんが居ないのは苦しい。特に、こんなに消費動向が沈んでいる時に、初めての出会いで衝動買いを期待するのは、非常に難しい。

他の出展者を見てみても、リピーターさんに支えられている。そんな中、毎日、毎日、竹箸が売れていく、1本1本の単価は低くても、間違いなく多くのお客様に買っていただいて行く。

今回の閉店時間が7時と云うのは、私達出展業者にとっては、実にありがたい閉店時間である。お客様が引いてしまって、後1時間と云うのは、それほど気にならずに閉店時間まで過ごせるのだが、2時間・3時間となると大変長い、長い時間に感じられる。

7時から9時までの売り上げと、その2時間に使う無駄な人件費や電気代を比べてみれば、後者の方が多い様な気がする。

閉店後の時間の過ごし方も、ずいぶんと余裕が持てる。帰り際に、晩御飯を取って帰っても、9時前にはホテルに帰り着く。ゆっくり、お風呂に入り、テレビを見ながら早めの睡眠に付く。

省エネ、エコをうたい文句にしている百貨店ですから、昔のように、どの店も7時閉店に戻ってくれると良いのだが!

竹工房オンセ

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府中伊勢丹 最終日

2009年08月04日 07時46分19秒 | 出張

府中での「大九州展」も本日で最終日である。季節はずれのエルニーニョ現象で、8月だと云うのに、まだ、梅雨が終わっていない様な、どんよりとした日が続いている。
お天気と同じように、売り上げもどんよりした1週間であった。

その代わり、朝歩きはホテルから東西南北にあちらこちらに歩いた。府中は都心までも近いが、まだまだ、田舎の風情が残ったいい町である。何処に行っても。緑が多く、大きな公園や緑地がある。町の街路樹も綺麗に手入れされている。

府中には、東京競馬場・多摩川競艇・府中刑務所など大きな公共施設が多いため、市の財政が豊かだという。

Cimg0235 昨日は、ホテルから北東に歩いていくと、「府中の森公園」がある。綺麗に整備された公園内は沢山の市民が散歩やジョギングをしている。

私は公園を抜け、更に北に進む。そこには大きな墓地が広がっている。九州の私でも聞いたことがある「多磨霊園」であった。広大な敷地に無数のお墓が広がる。此処に入り込んでしまうと戻れないかも知れない?

朝から、良い汗をかいて戻ってきた。

さて、今日は最終日、少し早く行って営業時間前にある程度、片付けをしなくては!

竹工房オンセ

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府中アーバンホテル

2009年08月03日 08時51分59秒 | 出張

今回、府中での宿泊先は「府中アーバンホテル」を取った。事前に伊勢丹で手配してくれたのは、サンライトホテル府中であったが、以前に、ここに泊まったことのある人に聞くと、どうも、評判が良くない。事前に、私も電話でインターネットの事を確認しようと電話したのだが、フロントの対応が悪く、此処は止めにした。

Cimg0237 代わりに、福ちゃんが予約していた府中アーバンホテルを取ったのだ。設備は少し古く部屋も狭いのだが、フロントマンの対応がすこぶる良いのだ。実に丁寧に対応してくれる、此処の接客はお客様を和ませてくれる、マニュアルに囚われた通り一編の接客で無く、お客の気持ちを汲み取ろうとする姿勢が伝わってくる。

ホテルに入って初日にこんな事があった。

パソコンが繋がらない。此処は全館無線ランになっており、パソコンにランボードが付いていれば、「キーワード」を打ち込めば自然に繋がるはずである。しかし、キーワードを打ち込む所まで、自動設定では進まず、インターネットにつなげることが出来ないのだ。

フロントに電話すると、1回目は「サーバーを再起動させますので5分後にもう一度やってもらえますか?」と言う、しかし、5分後にも繋がらない。2回目に電話すると「他の階の方からも繋がらないと言われましたので、専門業者を呼んで確認させます。申し訳ございません」と。

翌朝、パソコンを持ってフロントに行くと、ちょうどフロントでコーヒーを飲んでいた宿泊客が、「私も自動設定では、つながら無かったので、手動で設定しましたよ!」と教えてくれる。きっと、この人は出張慣れしていて、いつも設定しているのだろう?

そのお客さんに教えてもらいながら、設定していくと見事に繋がった。その時のフロントの対応が「私も詳しい設定が判らず、勉強になりました。」と実に謙虚に聞いている。私には、「勉強不足で申し訳ありませんでした。」と誤るのだ。

ホテルに戻った時でも、直ぐ、エレベーターのボタンを押して待ってくれていたり、細かい所に、実に良く気が付くのだ。不利な設備や条件を克服するのは、人対人、フロントの笑顔やきめ細かいサービスや、清潔なお掃除など、小さな事の積み重ねしか無いのだ。

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ラーメン二郎

2009年08月02日 05時37分33秒 | 食べ物

先日「帆布バッグ」の細野君が陣中見舞いに来てくれた。彼は実に義理堅く、私のブログを見て、関東地方の時は、よく顔を出してくれる。その時、「府中にも“二郎”がありますよ!」と教えてくれる。

Cimg0234 “二郎”とは、関東地区で展開されているラーメン屋で、メニューはラーメンしかなく、圧倒的なボリュームで、何処の店に行っても行列が出来ている。今までに、相模原・横浜と“二郎”を見つけたが、行列の長さを見て諦めていた。

しかし、今回こそはと、意を決して並んでみた。

19時20分に並び始めて、結局カウンターに着いたのが19時55分。35分並んだ事になる。私が注文したのはラーメンブタ。このブタとは普通のラーメンにチャーシューがプラスされるのだが、一般的にイメージするチャーシューでは無い、拳大ほどもある肉の塊が乗ってくる。

後は、ラーメンが出来た時に、トッピングとして、「にんにく・あぶら・ヤサイ・辛さ」と4種類あるのだが、どれをトッピングしても無料である。私は、「辛さ」だけをトッピングして、出てきたのがこれである。

Cimg0233 恐ろしい量のラーメンが出てきた。トッピングで「ヤサイ」と云うと、この上に更に、キャベツとモヤシが盛られてくるのだ。

驚くボリュームである。これ一杯で2000カロリーくらいはありそうである。若い学生の圧倒的支持を得ているのもうなずける。このボリュームで600円なのだ。

山の様なヤサイを食べているうちに、やっとチャーシューに辿り着くと云った感じだ。麺は極太麺。普段、九州地方の極細麺に慣れている私にとっては、この極太麺はイマイチであった。食べても食べてもなかなか無くならない。

帆布、四代目から、「普通のラーメンでも多いので、大盛りは頼まない方が良いでしょう」とアドバイスを受けていたので、普通ラーメンで正解である。いつもは、最後の汁まで飲み干すのだが、(これが太っている原因だ!)さすがに、今回はこの油濃さに負けて、ほとんど汁は残した。

Cimg0229 店内では、無言でラーメンを出す店長。お客も一人として、話をしている者は居ない!と云うのも、カウンターの空いた所に順番に一人ずつ、座って行くので、仲間で一緒に座って話をする事が出来ない。

また、直ぐ後ろに順番を待っている人がいる為、食べた後、ゆっくりする事は出来ないのだ。みんな、黙々と食べて、最後に全員が全員、必ず「ご馳走様でした!」と声をかける。これはきっと、この店のルールなのだろう?

初めての「ラーメン二郎」体験記であったが、このラーメンだけで、他に何も食べる気が起きない。私にはこの極太麺と油濃さがイマイチ馴染むことが出来ず、「もう、行列までして食べることは無いだろう」

竹工房オンセ

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府中伊勢丹 3

2009年08月01日 08時33分16秒 | 出張

府中と云えば頭に浮かぶのが、「府中競馬場」ともう一つ、「府中刑務所」だ。

今日はホテルを出て、北へ歩いてみた。府中は本当に緑が多いところで、大きな並木が続く、府中駅前から南北に欅並木の街道が伸びている。そのケヤキ並木を歩いていると、なんと、散歩から帰ってくる「福ちゃん」とばったり出会った。

Cimg0222 府中刑務所は1週すると、2キロほどある大きな物だ。高さ5メートルほどの塀が延々と続く。広い広い刑務所だが、入り口はたった一つ、鉄の扉がきっちりと閉められて、飾り気はまったく無い。門の横の窓には鉄格子が付いている。

Cimg0225 刑務所横の歩道橋からも中が見えないように覆いがされている。「この塀の中ではどんな暮らしが行われているのか?」「此処にはお世話になりたくないな!」などなど、そんな事を考えながら…

Cimg0226刑務所を一周して、ホテルに戻る途中、面白いモニュメントを見つけた。「都立農業高等学校」の前、ひょうきんな子供が走っている。

府中駅から少し離れると、大きな木があちらこちらにほんとに緑の多い街である。

竹工房オンセ

 

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