ちょっといいHanashi

Tea Cupブログからお引越ししました。日常の生活のちょっといいHanashiを書いています。

学習への意欲

2010年05月19日 02時23分00秒 | ノンジャンル
嬉しいことがありました。
いろいろと難しい、支援を要する○○ちゃん。
日ごろは本当にいろいろあるんですが、
何よりも「文字に対するコンプレックス」があったがために、
線のなぞりの段階から、「こんなもの、うまくかけへん。」と言って、紙をくしゃくしゃに丸めて投げ捨てていたのです。
教室では、床をごろごろところがり、席に座っていることもままならず、
チャイムが鳴っても帰ってこない、まるで学習意欲がない子でした。

背景にはいろいろあるのですが、なんといっても、勉強に興味がない。
だから、勉強を始めると、いろいろと違う形で、「こっちをみてよ」オーラを
出し続けるのです。

「せんせ~し~んどい。」だったり、「せ~んせい。ここいたい。」だったり。
「なんでこんな勉強せなあかんのよ。」とか、
「○○は、学校へあそびにきてるの。勉強なんかせえへん。」
音楽かけたら、「うるさーい。」と叫んで、耳をふたしていました。

こんな様子で始まりました。
でも、少しずつ学校生活になれ、チャイムが鳴ったら帰ってくるようになり、
最初は上の名前で呼ぶと機嫌が悪かったのに、何も言わなくなったり、
文字も筆圧がでてきて、整った字が書けるようになってきました。

そして、「あいうえおのうた」の暗唱に取り組んだ時、
最後までかかりましたが、何とか合格することができました。

すると、昨日、なんと自由帳にその詩を書いているのです。
「ありのこ あちこち あいうえお
 いしころ いろいろ あいうえお
 うしさん うとうと あいうえお
 えきのえんとつ あいうえお
 おひさまおてんきあいうえお」

もちろん、時間中に視写をしたわけではありません。
でも、自分から進んで、自由帳にお絵描きするような感じで、
その詩の視写をしているのです。びっくりでした。

この詩の全員暗唱合格にこだわったことを良かったと思いました。
他のクラスはこの詩をさらりと終わって、もう次へ進んでいるのですが、
一人ひとりの暗唱を皆で聞いて、そのつど、「チョチョチョン さすが!」と
ほめたたえながら、皆で喜びを味わってきたのです。

嬉しかったです。彼女の知的好奇心というか、勉強に対する意欲が感じられたことがとてもうれしかったです。

全員合格をお祝いしたいとおもいます。
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スプリングカレッジ

2010年05月19日 01時44分00秒 | ノンジャンル
日曜日、京都へ行ってきました。正確には土曜日の晩から、娘のところに泊って行きました。
亀岡はやはり遠いです。でも、ガレリアかめおかっていう道の駅、とっても大きくて、いろいろな施設のある道の駅で、いろいろな催しのできる会場です。

ユズリン1人の講習会でした。
午前中は、レクリエーション、午後からはみんな輝けのダンス、そして君と僕の間にと笑顔がかさなればの 合唱でした。

新任の教え子先生、Hちゃんと行きました。何よりも彼女が喜んでくれたことが
とってもうれしいです。
すぐ実践できそうなことばかりだし、何よりも自分が楽しめましたとのこと。うれしかったです。

京都の実行委員さんたちのパワーはすごいですね。いつもながら感心します。
ダンスは、「スタートライン」で始まり、「給食もりもりもりおかわりんじゃー」とかも踊ってくれました。

Hちゃんに聞かせてあげたかった「先生」が珍しくなかったのが残念でした。
先日の特別活動部会でも、みんなに紹介しましたが、やはりこの歌が原点です。


結構新しいメンバーが多かったのか、ユズリンはいつもよりていねいに指導されていました。いつもなら、自然にながれていく「笑顔がかさなれば」や「きみとぼくのあいだに」の手話も丁寧に指導してくれました。Hちゃんには、よかったかも。

この2・3日前からへこんでいたので、少し元気になりました。やっぱりユズリンの力はすごいです。

わが校のホームページで、校長先生がまちがえて、ユズリンのことを「NHKの体操のおにいさん」と書いていました。プッと笑ってしまいました。
もちろん、訂正しましたよ。
ちゃんと事実を書いてほしいな。校長先生ブログにならないために。

コメント (2)
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