ちょっといいHanashi

Tea Cupブログからお引越ししました。日常の生活のちょっといいHanashiを書いています。

窓ふき

2010年05月22日 21時12分00秒 | ノンジャンル
私は掃除が苦手で、家の中は、なかなか手をつけようとしません。
でも、学校では、特に教室を人に引き渡すときには、徹底的にきれいにします。
自分がきれいにしたところが、今度新しく自分の教室になった部屋の中で汚かったりすると、がっかりです。

1年の教室は一階にあるため、砂ぼこりがひどく、特に天窓や、中庭側の網戸がとっても汚くて、何とかしたいと思っていました。でも、机をつんで、高いところにのってぞうきんがけをする気持ちの余裕も時間もありませんでした。

衝動買いの多い私ですが、ネットでたまたま見ていたら、モップと遠心力で水切りをするバケツのセットがあって、いいなあと思って見ていました。
少しでも安く手に入れる方法はないかなあとオークションで探してみたりもしましたが、やはり類似品はだめとの口コミも多く、正規品?どれが正規かもわかりませんが、を注文しました。
教室で使いたいというのが先にあったのですが、車も洗えそうだし、我が家の窓ガラスもふけそうなので、買いました。

それで、届いたモップをつかって、まず天窓をふきました。とってもきれいになって、しかも、台を置かなくても届くし、遠心力での水切りもばっちりでした。
やりだすとおもしろくて、廊下の窓も表裏、両面ふきました。中庭側の窓と網戸をふいて、力尽きました。
別に今しなくてもいい仕事だし、他にしなければならないことが山ほどあるのに、
おもしろくてやってしまいました。

すっきりです。

ろうかの窓をまた順番にすっきりさせていきたいです。
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ものを大切にする心

2010年05月22日 20時54分00秒 | ノンジャンル
わが校には、ゆとりな広場というウッドデッキ風の中庭があります。(こんな風に書くとかっこいいけど、もうそれなりに古いんです)
そこに、子どもたちの植木鉢を並べるだんだんになった箱があって、うまく整理できるようになっています。
昨日、そこで、生活科の学習で朝顔の双葉を観察してカードに絵をかいていました。
すると、その床板のすきまから、えんぴつや消しゴムを落としてしまった子がいました。のぞいてみると、実にたくさんのえんぴつや消しゴムが落ちています。
どうしたものかと考えました。

床板の下にほうきをつっこんでかきだそうかと思って、とりに行きましたが、残念ながら下には、すきまがなく、ふたがしてあるような状態でした。

「ごめんやけど、とれないわ。半分あきらめて。でもなんか考えてみるね。」と言いました。
その横で、なぐさめようと、ある女の子が「そんなん、また買ったらいいやんか。おうちにもあるやろ。」と言ってくれました。でも、ちょっと違うなと思って、
「でも、大事にしてるからこそ、涙もでるよな。慰めてくれてうれしいけど、
また買ったらいいやんってことでもないよなあ。大事にしてたんやで。」と言いました。

今日、学校へ行って、何とかしてとる方法はないかと考えました。
最初は、朝顔の支柱にする細い棒の先に押しピンをとりつけて、けしごむにつきさしてとろうと思いました。でも、小さい消しゴムならともかく、大きなものや、鉛筆は無理。ひょっとしたら、ガムテープにくっつかないかなとひらめいてやってみました。
そしたら、うまくいきました。でも、鉛筆はともかく、消しゴムは、細い方にくっつけないと隙間からでてこないのです。ころがして縦方向にガムテープにくっつけて、取り上げました。
成功すると嬉しくなって、次々ととっていたら、出てくるわ出てくるわ、過去何年か分の鉛筆や消しゴムが出てきました。大きいものはしたじき、はさみまで。

まるで、ザリガニ釣りをしているような気分でした。でも、その広場は結構広いので、一時間格闘したけど、疲れてやめました。30本くらいとりました。でも、うちのクラスのあと三人のは、みつかりません。

また、改めて場所を特定してさがしてみようと思いました。もうどろどろになっているものもあって、全部洗って新聞紙の上に干しました。

自分でも何だかここちよかったです。お父さんの消しゴムだったと大泣きした子がいました。何とかとってあげたいと思いました。その子の消しゴムの場所はわかっていたので、とることができました。
よかったあ。
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うれしい!

2010年05月22日 06時54分00秒 | ノンジャンル
昨日は何だかとてもうれしい日でした。
いつもは、支援学級にいってる○くんと、特別支援を要する○ちゃんに
ほとんどのエネルギーをつかい、他の子たちが見えなくて、どうしたらいいんだろうって悩む毎日でした。

10年以上前にもこんな強烈な事態があって、他の子たちについては、1学期の通知表の所見をほとんど書けませんでした。「何を見てたんだろう・・・・」って悩みました。

とにかく、支援を要する子たちへの配慮を忘れないように、そして、他の子たちも
しっかり見てあげることを意識して接するようにと言い聞かせていました。
でも、○ちゃんは、1時間の授業中二十回くらい私を呼びます。
「せんせ~ここかゆい。」
「せんせ~わからん!」
「せんせ~しんど~い」
「せんせ~のどかわいた」「せ~んせい、おなかすいた」

しっかり関わりながらも、ルールを理解させ、皆の中で学習できるようにしていくことが私自身の課題でした。

昨日は、サポーターの学生さんと一緒に給食を食べたいとのことで、さっさと自分の横にイスを持ってきた○ちゃん。
いつものことです。
「○ちゃん、あのね、お姉ちゃん先生と一緒に食べたいのは、○ちゃんだけじゃない。
みんなそうなんだよ。今日は、○ちゃんは、我慢の日。」と言いました。
最初は、怒っていた○ちゃんですが、
「わかったよ。今日はがまんする。」としおらしく言いながら、我慢できました。
その顔がなんともいえず、かわいらしくて。

いつもは、○ちゃんや○くんの横で食べることが多いのですが、私もいつもいったことのない子たちの横で食べたのです。すると、その近辺の子たちが
「わあ、うれしい。先生のよこで食べられる。」
「近くでうれしいなあ。だって、先生のこと大好きなんだもん。」と言ってくれるのです。
最高に幸せ気分でした。

他の子たちも、いっぱいお姉ちゃん先生や、私に甘えたいはず。でも、我慢してくれてるんですね。本当なら、「○ちゃんだけ、ずるい。」と言ってもいいようなものなのに。

みんな声をかけてほしい、みんなお話したい、側で食べたい・・・そう思ってくれてるんだなあとひしひしと感じました。


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いろいろありすぎて

2010年05月22日 00時13分00秒 | ノンジャンル
応援団のことで、トラブルがありました。
子どもの気持ちをわかろうとすることは、大切だけれど、
でも、きちんと叱るべき時は、叱らないといけないと思います。

ずっと前のできごとですが、2年前に同窓会をした学年の6年生のとき、
ちょっとしたことが原因で、私が担任していた子にちょっとした暴力(っていうほどのことはないんだけど)をふるわれたことがありました。
なんとも言えない複雑な気持ちになって、放課後教室で涙が出ました。
でも、家に連絡もしなかったし、その後その子と話もしませんでした。

次の日、
その子の連絡帳に、「先生、昨日は、うちの○○が先生に暴力をふるったそうで、
大変申し訳ありませんでした。本人には、厳しくしかりました。」とお母さんが書いていて、本人が「先生きのうは、すみませんでした。」と謝りに来ました。
私は、それで十分でした。「反省してくれてよかった。昨日は、とてもショックだった。」と話しました。
でも、そのことを知った当時の教頭先生が、朝教室に来て、「○○、ちょっとこい。」と言いました。
「先生、もういいんです。朝からあやまってくれました。」
と私は言ったのですが、「○○先生はよくても、俺はあかんねん。」と言って結局つれていきました。
半日、教頭先生と一緒に校長室でかんづめでした。
どういうところがいけなかったのか、厳しく詰め寄ったそうです。

そして、クラスの皆の前に、教頭先生につれられて彼はやってきました。
皆の前で、「ぼくは、○○先生のことをどついてしまいました。とてもいけないことをしました。反省しています。もうこれから、こんなことは、絶対にしません。」と泣きながら話してくれました。その子のことをボスだと思っている他の子たちは、驚きをかくせません。だれよりも強い彼が泣きながらそんなことを言うなんて・・・・という気持ちで聞いていました。
暴力をふるった彼をとことんわかるまで許さなかった教頭先生、そして、そのことをあえて、クラスの子の皆の前で話をさせた教頭先生、その子への指導とともに、
私を守ってくれたんだと思います。

「○○先生はな、お前のことをあやまってくれたからもういいって言ってくれてたやろ。お前のことをどんなに思ってくれてるか、わかってるんか。」と詰め寄ってくれたようです。

私はその事件を忘れることはありません。彼も、卒業文集にそのことを少し書いていました。

昨日のトラブルから、その事件のことを思い出しました。
くわしくは、書けませんが、とっても複雑な思いの一日でした。



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