正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

ロレックス婦人物、紳士物、ウォルサムスケルトン手巻を修理

2011年12月03日 | 時計修理
昨日は閉店後最後までお店を手伝ってくれた母と軽く夕食を食べに行ってからお店に戻り修理になりました。
9時過ぎからのスタートです。

始めはF様からのお預かりのロレックスです。6900で機械は2030キャリバーです。
文字盤のカシメが甘くなって機械から外れて針にあたり止まっていました。
自動巻機構の油が完全になくなっていました
分解掃除、文字盤修正、ケースバンドの洗浄と風防の磨きです。
タイミング調整までしてケーシングし、ワインダーにかけて自動巻機構のチェックをしています。



次はウォルサムの手巻でスケルトンになっているタイプの時計です。
キチ車とツヅミ車がかみ合わず、あとゼンマイは巻かれていますが、止まりの状態でした。
まずは分解しながらの原因探しです。
裏ブタに当たるガラスの縁が2箇所割れていて、ガラスの破片が機械に入り止り、噛み合わせの不具合の原因になっていました。
特殊なガラスなので割れが大きくならないように慎重に裏ブタを占めてケーシングしました。
防水はほとんど効かないと思います。
分解掃除をしてタイミング調整で出来上がりです。



最後もロレックス。まだ気合入った状態でしたのでもう一つ修理できました。
S様からのお預かりです。
3135キャリバーです。
ゼンマイ交換と分解掃除、ケースバンドの洗浄です。
昨日は分解、洗浄までして帰りました。
今日閉店後組み上げて調整する予定です。



 オメガスピードマスターの修理もあります。

頑張ります。

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