正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

カルティエパシャ自動巻きとロレックスチェリーニを修理しました

2013年12月09日 | 時計修理
まだ少し風邪気味です。なかなかすっきりしないです。
昨日は一度実家に晩御飯を食べに帰ってからお店に戻り修理になりました。
食事をしてから少しゆっくりすると仕事したくなくなってくるので、出来るだけ早くお店に戻って修理をしました。

はじめはカルティエのパシャです。
自動巻きの時計でした。テンプの振りがあまりよくなく歩度も安定していませんでした。
磁気がかなり入っていて分解掃除、磁気抜きです。
  

針の部分にもかなりの磁気が入っていました。
掃除後290度前後の振りに戻って歩度も安定。
今日ケーシングしてワインダーに掛ける予定です。

次はロレックスチェリーニです。
婦人物の手巻1600キャリバーです。
竜頭が折れてそのまま長く置いていたみたいです。
竜頭に巻き芯が折れ込んだ状態でした。巻き芯の直径が0.8㎜だったので0.5ミリのドリルから初めて残っている巻き芯を削りだしました。
うまく最後まで削り取れて新しい巻き芯を合わせました。
    

キャリバー1600の巻き芯のストックがあり、自分でも驚きました。
分解掃除をしてタイミング調整。もう一度ほどを図ってケーシングの予定です。

今日はオメガの婦人物の自動巻きを修理して帰る予定です。

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