ジャガールクルト手巻き時計とタグホイヤーオートマチック、オメガ婦人用自動巻きを修理しました

昨日は閉店少し前から分解開始。
ジャガールクルトの紳士物の手巻時計です。
巻き芯がオシドリが入る場所位から折れ込んでいました。
Ｓ様からのお預かりです。895キャリバーの時計です。

　　　　　

分解掃除、巻き芯交換で依頼されました。
昨年奥さんの手巻もお修理させていただきました。

丸穴車の構造が他の機械には無い構造で勉強になりました。
順調に分解掃除は完了して巻き芯が入ってきたら交換する予定です。

次もジャガールクルト。これは昨年お修理させていただいたのですが、置き回り現象で遅れが出ていました。
筒かながなかなか抜けずちょっと苦労しましたがカシメ直して組み上げワインダーに掛けていますが今朝も順調です。

　

次はタグホイヤーのクロノメーターです。
２８９２Ａ－２　の機械が入っていました。
テンプの振りが悪く遅れがありました。
Ｔ様からのお預かりです。
分解掃除、タイミング調整、ケースバンドの洗浄をして今日機械をケーシングしてワインダーに掛ける予定です。

　

最後はオメガの婦人物の自動巻きです。
キャリバー680
小さな機械です。
ローター芯がグラグラしていて、以前カシメ直した跡がありました。
もう一度締め直ししてみる予定です。
昨日は機械部分の分解掃除までして帰りました。
機械は掃除後順調に動いています。
使っていなかった期間が長かったみたいで油が固まっていました。