正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

婦人物のロレックスとロンジン自動巻きを修理しました

2017年09月06日 | ロレックス
昨日は高校の友人からお預かりしましたロレックスの婦人物とロンジンの紳士物自動巻きを修理しました。

はじめはT様からのお預かりのロレックスです。

婦人物のコンビモデルです。機械は2235キャリバーが入っていました。

止まりの状態で裏ブタを開けてみると輪列の受けネジが1か所外れていました。

もう1か所も緩くなっていました。
外れたネジが機械の中で動いて止まっていたみたいです。



他の部品に損傷はなく分解掃除をして調整後文字盤と針を取り付けました。

実測でテストです。

次はN様からのお預かりのロンジンの紳士物の自動巻きです。

かなり昔の機械でした。












私の記憶でもあまり修理したことのない機械でした。キャリバー22AS

ハーフローターの構造によく似ていました。










慎重に分解して洗浄。

香箱芯、2番車が受け板に固着して動かない状態でした。

洗浄後の組み立てですが輪列の受けがなかなか入らず難しい時計でした。

こちらも分解掃除をして調整まで出来上がりました。

2点とも順調です。

しばらく様子を見てからケーシングし、1,2週間ワインダーで点検後ご連絡する予定です。

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