正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

ショーメのねじ込み竜頭部分の修理と自動巻き多針時計の修理です。

2015年04月13日 | 時計修理
昨日は天気のいい日曜日でお店はゆっくりしていました。

 部分修理で文字盤のポイントが外れたとのことでお預かりしていた時計から始めました。
通常は文字盤に穴があり、ポイントにはピンが立っていて接着剤を入れて固定するのですが、穴もピンもない時計で接着だけの固定でした。
4か所ポイントを付けたのですが、他の場所もこれから外れてくるかもしれません。

次はショーメのダイバーの時計ですが、ねじ込み竜頭のチューブがケースから抜けてしまっている状態でした。




竜頭、チューブを外して、チューブのケースに入る部分をリーマーで少しずつ大きくして叩き込み、接着で固定しました。
今朝電池を交換してケーシングしました。しばらくチューブが緩くならないか点検してみる予定です。

分解掃除です。
自動巻きの多針モデルです。
3番車に不具合があり、分解掃除、部品交換をして汲み上げました。










今朝までは問題なく動いてくれています。
もうしばらく様子を見てみます。

最後は先日から調整ていたオリエントの手巻き時計ですが、かなり方振りが出ていたのでヒゲ玉の調整をして片振りをとって調整終了です。

今日はロレックスの時計を2点修理予定です。

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