Takの山行記録とバイオリンとかAIとか

山行記録に加えて必死に練習中のバイオリン、必死に勉強中のAIについて

祝!圏央道開通~編笠山

2014-08-03 13:33:05 | 日記

小淵沢より望む、南アルプスの秀峰、甲斐駒ケ岳。いまさら、ですが、去る6月28日、逗子に住むTakにとって、待ちに待った圏央道相模原相川~高尾山間が開通した。この圏央道は、来年さらに、鎌倉の釜利谷JCTまでつながり、自宅から高速で東名高速海老名JCT、中央高速八王子JCT、関越自動車道鶴ヶ島JCTまで一気につながることになる。これは、上越、秩父、奥多摩、八ヶ岳、南アルプスまで、一気に日帰り圏が広がることを意味する。

で、行ってみました、八ヶ岳。

2014年8月3日、7時自宅発。本当は、もっと早起きして、南アルプスの鳳凰三山を1泊で回ることも考えたが、朝も起きれず、また、来週の予定を考えると、兼ねてより、まずは一番に行こうと考えていた編笠山を目指すこととした。ここは八ヶ岳の最南端に位置し、アプローチも中央高速の小淵沢ICから20分ほどで、観音平の登山口に着くという近さ。圏央道がつながったことで、自宅から、横浜横須賀道路、保土ヶ谷バイパス、東名、圏央道、中央と乗り継ぎ、2時間半ほどで登山口にたどり着くはず。しかし、夏の行楽シーズンの土曜、しかも朝遅いことも災いして、各高速いずれも渋滞で、結局登山口着は予定よりも1時間半遅い、11:00となった。

11:10登山口発。駐車場は、時間も時間なので満杯で、路上に駐車。

しばらくは、カラマツの林を気分よく登る。

1,800m付近の雲海までは緩やかな登り、2,100m付近の押手川から先は、大きな岩をよじ登る急登となる。

13:00編笠山山頂(2,524m)。背後(北東)には、権現岳(2,715m)があるのだが、ガスがかかっており残念ながら見えない。そのかわり後方(北方)には、硫黄岳、天狗岳が遠望できた。

山頂から北へ降りて、季節営業の青年小屋へ。ここでカップラーメンを食べる。青年小屋への下りは、巨岩帯で、南側の光景とは大きく異なり興味深い。13:50青年小屋を出て、下山。山頂の東を巻くように押手川まで戻り、来た道と合流し、15:20観音平着。コースタイムが約6時間なので、本来であれば、権現岳まで足を延ばすこと可能であった。また次回。

帰りは、道の駅こぶちざわ、にある、延命の湯で汗を流す。住民以外でも610円也。お得!

備忘録:

鳳凰三山の登山口、青木鉱泉へは、韮崎ICより国道20号線へ、諏訪方面、桐沢橋東詰を左折、橋を渡り、突き当りを右折、道なりに坂を上り、県道12号を左折、すぐに右折して、甘利山方面へ、左甘利山グリーンロッジ方面を反対の右方向へ、その後は標識に沿って行く。須玉からのルートは、未舗装の林道で落石も多く危険。

青木鉱泉周辺。駐車スペースは100台。南アルプスのアプローチは、長く険しい。

 

 


北海道宴会紀行

2014-08-03 11:49:29 | 日記

2014年7月27日は、北海道「爽やか登山の会」でオプタテシケ山(2,012m)を目指す(はずだった・・)。

7月26,27日は、全国的に梅雨明けの晴天、猛暑予報、にもかかわらず、ここ北海道だけは26日から下り坂、27日は全道的に大雨の予報。ならば、天気の持ちそうな26日(土)のうちに、昼からピストンできる十勝岳に登っておくことになった。翌日のオプタテは、天候次第。10時半に美瑛駅集合、再開を喜ぶ暇もなく一路、十勝岳登山口の望岳台へ。曇っているものの、この時間は、十勝岳、上ホロカメットク、美瑛岳、美瑛富士が遠望できた。

登り始めてしばらくすると、ポツリポツリと雨が降り出し、レインスーツを着たり脱いだり。冒頭の写真は、1,300m付近の避難小屋前。雨も上がり、山頂も見え、何とかなりそうな、とりあえず元気なメンバー一同。しかし、この直後から大粒の雨が!

ということで、せっかくの避難小屋でおなかに飯を注ぎ込む一同。この間、風雨も強まり、全員行動一致の原則に基づき、登頂を断念、あすの天候回復を祈り、下山。

さびしい後ろ姿も、今日のお宿、大雪山白金観光ホテルに着けば、あっという間に温泉&ビールでカンパ~イ!その後、ワイン、ウイスキーと次々に飲み干し、夕食では日本酒と、盛り上がり、締めはカラオケで天候不順のうっ憤を晴らしたのでした(と、聞いております)。

さて、翌日、窓からは一部青空も見え、何やら良さそうな朝となった。予報は相変わらず大雨、ということで、オプタテシケは断念、短時間でピストンできる上ホロカメットクに今日の目標を変更。朝飯前に、白金温泉を世界的な名所に押し上げた、「青い池」を見学に。

iPhoneの待ち受けにもなったこの青い池。晴れていれば、もっと鮮やかな青になるという。周りは早朝にもかかわらず、中国語をはじめとする外国語を話す観光客だらけ。騒がしいが、ここまで調べてきてくれるということは、ある意味、嬉しい。

さて、その後ホテルに帰り、今日の行動に備えてたらふく食べる。隊長は、飯2杯にカレーまで食べていた。一路、上ホロ目指し、十勝岳温泉へ。時間の都合で、カミホロ荘からピストンするコースを選択。

しかし!上ホロは、厚ーい雲の中。風も強く、二日酔いの一行は、あえなく登頂断念!帰り道、来週、再度登るというAkkiiさんのために、オプタテに入る林道のゲートの開け方を確認しに。(去年、ゲート開かない事件があった)

こうなると、一行は、今回の反省と、次回に向け気勢を上げるべく、札幌に急行。札幌インター付近の回転ずしであまり減っていないおなかを満たし(これ、Takの希望)、大通りのビアガーデンへ、と行きたいところだったが、札幌も雨と寒気でそれどころではない。今年、100周年を迎える、ライオン狸小路店で、残念会を開催、そしてお開きとなったのでした。(ここがライオン一号店)

また行くぞ!待ってろよ、北海道!!

 

 


葛葉川本谷(表丹沢)

2014-08-03 10:07:15 | 日記

2014年7月13日初めての沢登り!

昨年、丹沢の白石の大滝(ジダンゴ山中腹の本棚沢)を見てから、夏は沢だ!と思い、ヘルメット、沢靴、ハーネスを衝動買いして早一年。同じような境遇のメンバーを2人のベテランが指導してくれるという、願ってもないチャンスだ。場所は、表丹沢の葛葉川本谷。塔の岳表尾根の2の塔、3の塔の間のキレットを頭に、秦野市から花水川に流れ込む。

「葛葉の泉」(その名のごとく、名水が湧き出る)集合後、沢に入る。遡行図のように、大小多くの滝が続く。初級者コースで、講習会なども行われておりこの日も、いくつかのパーティーで賑わっていた。

シャワークライムのため、写真はほとんどありません。

崩壊している尾根の下で、3の塔尾根にエスケープ。急斜面に取りつき、尾根筋に出て、3の塔、2の塔経由、葛葉の泉に戻った。

そして、源頭は、こんなところ。(2013年撮影)尾根はほとんど崩壊しており、沢からの直登は不可能。

沢登りも、本来は、日高の山奥に分け入るために必要な技なので今後も練習を重ねたい。登るための沢登りは、極力濡れないように遡行するのが筋だが、今回の様なシャワークライムもまた格別で、今回のメンバーは、みな、癖になりそうと語っている・・・・。また、未使用の遺伝子が一つ、ONになった。ご指導いただきました、師匠、ありがとうございました。