12月28日は、関東、甲信越全域が晴れの年末大サービスデーとなった。予定していた上越でのスキーをやめて、急遽、先週途中撤退した谷川岳に登ることにした。今回は自分ひとりだが、天候も良くかつ、年末なので相当の人が登るだろうという予想通り、心配のしようもないコンディションだ。あえて言えば、人が多すぎて騒がしいのが難点だが、この時期、まれにみる好天なので、よしとしよう。
今回は、高速を使って東名経由関越道鶴ヶ島JCTから水上ICまで辿るコースを選択、距離感と時間を知りたかったためだ。5:00自宅発、8:40谷川岳ロープウェー到着。若干の渋滞と事故渋滞の影響を除けば3時間強かかる計算だ。沼田を越えたあたりから、上越国境の山並みがくっきり見える。予報は午前中良いものの、午後から下り坂なので、渋滞がもどかしい。
9:20天神平駅からスタート、スキー場の右はじを登りつめ、田尻沢の頭から見た谷川岳山頂。登り始めの前の写真では山頂付近に雪煙はほとんど見られないが、ほんの30分で風が強まってきたようだ。
10:20熊穴沢避難小屋前から山頂方向。1週間前に昼食をとった小屋は、雪の下に埋没していた。自分の前には大勢の登山客。
11:00先週撤退した場所がここだ。南の方向には富士山が見える。今日は山頂に向かってトレースがばっちり(?)。
11:30第一の山頂、トマの耳に到着。谷川岳は、写真からもよくわかるように、山頂が2つの耳の様な形をしている。東から見て左がトマの耳(1,963m)、右がオキの耳(1,977m)。なぜトマ、とオキ、なのかは不明。トマ、にも山頂、と書いてあるが、オキが標高的にも山頂。真中の写真は、トマからみたオキ。トマの直下には谷川岳肩の小屋があり、冬は風よけに最適。その向こうには上越の山並みが望める。
遠く、浅間山、八ヶ岳も。
11:50本当の山頂、オキの耳に到着。ここからトマを見ると迫力満点だ。ここから東を覗くと、一の倉沢が見えるはずだが、雪屁が怖くて誰も近寄りません。風は強いが、日差しも強いため、しばし絶景に見とれて時を忘れる。12:00下山。
13:00天神平駅。この間、天候も崩れることもなく、又、アイゼン装着も不要で、今年最後(?)を飾るにふさわしい山行となった。その後、温泉で温まり、2:40、帰途についた。帰りも事故渋滞、東名の通常渋滞で、自宅到着は7:00となった。往復8時間、高速料金12,000円プラスガス代7,000円で次回はルートと方法を考えるものの、今日は十分にもとはとりました。