8月8日、今日は、毎年恒例の会社登山に参加。今年のコースは、金曜夜行バスで北アルプスの白馬八方に向かい、8日朝、八方尾根から唐松岳山頂を踏み、翌9日には五竜岳に登頂する。Takは、9日には予定があり、8日の唐松岳のみ参加した。写真は、唐松岳頂上山荘から見た唐松岳山頂。この登山会は、一昨年、鹿島槍を目指すも天候悪く、途中、布引山で撤退、昨年は台風の直撃でコースを大幅に変更し、燕岳ピストンとなったが、山頂での眺望はゼロと、天候に恵まれない年が続いていたが、今年はようやく、御覧の晴天に恵まれた。えっ、誰のせい?
8日6:00am、八方尾根スキー場のゴンドラ、クワッド2本乗り継ぎ、八方池山荘(1,830m)mまで一気に登ると、御覧の景色。バックに明日登る五竜岳(右)と、一昨年登れなかった鹿島槍ヶ岳(双頭の山頂)を従えて、さぁ、行くぞ!
30分ほど遊歩道を登った第2ケルン付近から見る、白馬三山。右から、白馬岳(2,932m)、杓子岳(2,812m)、鑓ケ岳(2,903m)。鑓ケ岳と、唐松岳の縦走路には、不帰ノ嶮、という危険な場所がある。写真下の3つのピークが集まっているあたりが、その不帰ノ嶮だ。Takは、30年前に、白馬岳から縦走でここを通っているはずだが、記憶に全くない。
さらに20分ほど進むと、八方池に着く。ここは、御覧のように、湖面に白馬三山を映す、有名なポイントだ。少し(少しでよかった)風が湖面を波立たせて、鏡の様な、とはいかないが、いわゆる、パンフレットで見るような光景が広がる。
遊歩道はここまで。登山道に入ると樹林帯となる。立派なシラビソの森だ。
樹林帯を抜けると、五竜岳と鹿島槍が大きく迫ってくる。
丸山ケルンから見る白馬三山と、不帰ノ嶮。これらが横に並んで見えるのはこの辺までだろう。
南東方向には遠く八ヶ岳が見える。東には、妙高、戸隠など信越の山並みが近い。
この白馬一帯は高山植物の宝庫だ。今日も、チングルマ、ミヤマキンポウゲ、イワハゼ、コマクサ(全て受け売り)など、可憐な花々が目を楽しませてくれた。同行者には、花や植物に詳しい方も多く、山の楽しみはまだまだ多い。
9時50分、唐松岳頂上山荘到着。目の前には、剣岳、立山の絶景が広がる。
10:00am唐松岳山頂。右から剣岳(2,996m)、中央部の連山が立山(別山、真砂岳、大汝山3,015m)、さらに薬師岳(2,926m)、左の端に槍ヶ岳と穂高まで見えるなんてことは、めったにない!
あまりの絶景に、一同、大感激。
唐松沢。相当な急こう配だが、冬は、ここをスキー、ボードで滑走する(そうだ)。是非、一度やってみたいものだが、この角度で見るとそうとうびびる。
Takはここでお別れ。みんなはここから、五竜岳手前の五竜山荘まで行って宴会の予定。途中、牛首のキレットでは気をつけて、いってらっしゃい!
八方尾根を下り、リフト、ゴンドラを乗り継いで、1:30pm、八方の湯に到着。毎月8日は(八方だから?)入浴料半額の400円、安い!ひとっぷろ浴びて、バスで長野(1時間15分1,800円)に出て、新幹線(かがやき、8,400円)で帰京。当初、参加する予定ではなかったが、予報が晴天、日帰り可能だったため、前日、急遽参加を決めた。本当に、行って良かったぁ~。