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越後駒ヶ岳 梅雨時期の山登り 82/100

2024-06-25 18:39:00 | 日記
さて、大概の山の雪も消え、発表会も終わって山登りモード全開ですが、関東甲信越は梅雨入りしてしまいました。

先週金曜には新潟の南魚沼市と福島県の檜枝岐(ひのきまた)村を繋ぐ国道352号線の冬季閉鎖が終了し、越後駒ヶ岳と平ヶ岳がこれも繋がりました。今頃開通というのも変ですが、この一帯、日本でも有数の豪雪地帯、奥只見なのです。越後駒ヶ岳と平ヶ岳はセットで考えていたのでこの開通を待っていたのです。
関越自動車道を北上し、新潟の小出から352号線へ。まずは越後駒ヶ岳を目指します。


越後駒ヶ岳はこの位置です。奥只見湖の下を通っている黄色い線が国道352号線。これで越後三山と尾瀬の山たちが繋がります。しかし、平ヶ岳は越後の山と勝手に信じていたら、尾瀬の山だったのでした。そして、越後三山から尾瀬はとても遠いのでした。


水曜朝、ご覧の梅雨空。ヤマテンの昼前に晴れる、を信じて越後駒ヶ岳登山開始。

ななんと、晴れてきたではないですか。

山頂方面も姿を見せ始めた!

遠くの山(名前分からず)も見えるぞ!

百草(ももくさ)の池という何とも優美な湿原のあたりに着く頃にはすっかり良い天気になりました。ただ残念なことに、優美な(?)湿原は見えません。

山頂手前の前駒が現れるとモチベーション一気に上がります。

前駒と右奥が越後駒ヶ岳、左は日本二百名山の中ノ岳(2086m)越後駒ヶ岳(2002m)より高い。

おっと、お姿が!

山頂付近にはまだまだ雪渓が残っています。

遠くの山ー。

前駒の岩盤が黄色に染まっています。正体不明岩。

山頂直下の駒の小屋。避難小屋ですが山岳会のメンバーが交代でいらっしゃるそうです。雪渓から引いている水、最高でした。

小屋で気合を入れて登り始めると、おや、蛇くん、動かん。

最後の雪渓。わずか30mほどですが、急斜面なので迷わず簡易アイゼンを装着。

山頂でこんな天気になるなんて予想していませんでした。

ここで集められた水は幾多の沢から奥只見湖へ、只見川から阿賀野川となってぐるっと回って日本海に注がれます。太平洋に向かって流れてからUターンして日本海に向かうなんて、山の入り組んだ日本の川は面白いです。

雪渓の雪はいつ消えるのでしょうか?おそらく雪のない期間は9-11月の3ヶ月程度。奥只見にはスキー場があって、ここもオープンが5月の連休だったと思います。雪が多いので道路が開通しません。今日来た352号線も、通れるのはわずか半年とは驚きです。

ご機嫌さんで車に戻った途端、土砂降りの雨。何とラッキー、というか僕って晴れ男?!


平ヶ岳は、また今度。





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