5月11日のおにゅう峠から福井県へのカメラドライブの続きです。
今回は初めておにゅう峠から福井県側へ降りて、帰りに若狭町の「瓜割の滝」に立ち寄りました。
瓜割の滝を訪ねるのは3回目だと記憶してますが、前回は2016年の6月に三方五湖へのドライブの帰りでした。
滝と呼ぶほど落差があるわけでも無いのですが、苔むしたと岩を流れ落ちる小さな滝の風景が素晴らしい所です。
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瓜割の滝は国道27号線から少し山側に入った所にあります。
若狭瓜割名水公園の駐車場に到着したのはすでに17時頃、鬱蒼とした森はそろそろ薄暗くなる頃でした。
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この階段を超えてもう少し奥へ行くと「瓜割の滝」が見えてきます。
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久しぶりに三脚とNDフィルターを使いました。
滝の撮影はD810とAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDです。
瓜割の滝
若狭町の天徳寺境内奥に位置する「瓜割の滝」は、山あいの岩間から湧き出る清泉で、一年を通して水温が変わらず、
夏でも水につけておいた瓜が割れるほど冷たい事から、その名前がつけられました。
瓜割の滝から湧き出る瓜割の水は、幾重もの地層が自然のフィルターとなり、
長い歳月をかけてろ過した純度の高いミネラル成分が溶け込んだ水となっており、多くの人々に愛飲され親しまれています。
保存可能期間についても、名水百選の中でトップクラスにランクされます。
その水中の赤い石には、この水質水温でのみ生育する、めずらしい紅藻類(ヒルデンブリンチアリブラリス)が繁殖しています。
(若狭町観光情報)
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上に行っても川は無くて、滝の水はこの岩場から湧き出ていることがわかります。
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滝の周辺は植生も豊かで、小さな花を咲かせる植物が多く自生しています。
三脚を使ってますが、少し風があったのかブレてれているようです。
よく見て見ると全回紹介した「モミジチャルメルソウ」も見えますね。
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滝の所まで行けます。
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苔むした岩とその周辺のシダ類や、水生植物群も見応えがあります。
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滝周辺では誰一人で会う人もなく、聞こえるのは滝の流れる音だけ・・・静かな佇まいでした。
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夏場は涼しくて良いでしょうね。
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橋がかかっていて滝の上へ行くことができます。
この周辺から三脚を立てて撮影しています。
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名水公園にある水車小屋。
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近くには天徳寺という大きな寺があります。この一帯は境内なのかもしれません。
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天徳寺の前で見つけたユキノシタの蕾。
今頃はかわいい花がたくさん咲いているでしょうね。
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自宅の庭のユキノシタも先日から花を咲かせています。
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駐車場の近くで。
駐車場には水汲み場が整備されていて、地元の方々が名水をくみにこられてました。
滝の周辺から水をひき、水道水のように蛇口から名水を汲めるようになっています。
5月11日のおにゅう峠シリーズも今回で終わりです。
とうとうネタ切れになりました。自宅近くでカメラ散歩でもしなくては・・・あまりに早い梅雨入りで散歩もままなりません。
撮影日 2021年5月11日
撮影地 瓜割の滝(福井県三方上中郡若狭町天徳寺)
機 材 Nikon D4S
Nikon D810
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)
GITZO GT2542T