昨日は春というよりも暑い位の好天気に恵まれました。
翌日は天気が崩れるとの予報でしたので、久しぶりにカメラを持って出かけました。
毎年撮影に出かけている高島市今津町弘川の座禅草と、米原市大久保地区、小泉地区の節分草の群生地を訪ねました。
まず座禅草の撮影をし、近くの箱館蕎麦「鴫野」で昼食、その後は湖北をぐるっと周って米原市へ向かいます。
例年座禅草の撮影は2月初旬の雪のある時期に行っていますが、今年は近隣の府県にコロナの影響による緊急事態宣言も出ており、
県内でも自粛ムードが高まっていたので、しばらく大人しくしておりました。
先週くらいにネットの情報で、雪を被った座禅草の写真が出ていて、まだ雪が残っているか?と思ってましたが・・・・
淡い期待は見事に外れ、群生地にも周囲の竹林にも全く雪は無く、最近では珍しく雪の無い座禅草の撮影になりました。
その反面、積雪が無いことを願っていた節分草の群生地の米原市大久保、小泉地区には雪が多く残ってました。
そんなに都合よく、自然はこちらの思惑通りには合わせてはくれません(笑)
まず今津町の座禅草を2回に分けて紹介し、その後に続けて米原市の節分草をアップしようと思います。
今日はD4SとAF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR+TC-17E2(500mm)での撮影分を紹介します。
今回は2台の外付けストロボ(ニコンではスピードライトと呼びます)を持参し、D4S及びD810共に使用しました。
1
2
この日のように天気が良い日には、座禅草の花の中が黒つぶれしてしまうので、日中シンクロが有効です。
でも硬い写真になったので、付属のディフューザーを使えば良かったかもしれません。
3
何時もは雪の中で開いているものを探しながらの撮影ですが、今年は来るのが遅かったのですごい数の座禅草が見られました。
しかし雪の中から顔を出す姿が見られなかったのは残念でした。
4
5
このような明るい色のものと、黒っぽい色合いのものがあります。
6
7
どう撮影しても同じような写真になります(笑)
8
やはりこの時期になるとこんなに葉っぱが育っています。
こうして葉っぱを見ると里芋の仲間という事が分かりますね。
9
10
ここでは望遠レンズが必須です。
群生地の真ん中に木道があるのですが、少し離れた所の個体の方が撮影しやすいです。
今日のD4Sでの撮影分は、全てテレコン併用の510mmでの撮影です。
11
同じような写真ばかり並びますが、これでも多くの枚数を撮ってきた中で選んで投稿してます(笑)
ブログは自分の撮影記録でもあるので、ご容赦くださいね。
12
花全体の姿が、堂の中で座禅をしている僧侶の姿に見えることからその名が付いたというザゼンソウは、
発芽して花が咲くまで数年という長い期間を要し、自ら発熱して寒冷下においても花を咲かすことができる不思議な植物です。
弘川の群生地は、日本の南限にあたり、昭和61年に環境庁の「特定植物群落」に選定され、
平成元年8月には滋賀県自然環境保全条例に基づき、「緑地環境保全地域」に指定されています。
13
今回D4Sに使用した外付けストロボはNikon SB-910です。
ガイドナンバーも大きいスピードライトですので、案外遠くまで届きます。
14
15
16
17
18
こんな水の反射の背景を探して撮れば良かったのですが、なかなかポイントが見つかりませんでした。(撮影できる位置が制約されます)
19
同じような場所から何枚も撮っているので、同じ座禅草を何度も撮影していると思います。
20
21
22
23
24
25
26
27
28
500mmでこの大きさですからそこそこの撮影距離があります。
29
30
31
32
次回はD810とAFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)での撮影分です。
撮影日 2021年2月22日
撮影地 滋賀県高島市今津町弘川
機 材 Nikon D4S
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
TC-17E2
SB-910(スピードライト)
明日、大久保地区に節分草を撮りに行こうと思っています。
座禅草、私は昨年の2月8日に行きました。
昨年は暖冬でしたが、なんとか雪の中の座禅草が撮れました。
今年は2月の下旬ということもあるのか雪がありませんね。
やはり今年も寒波は来たものの暖冬傾向だったのでしょうか。
雪の中の座禅草を見慣れているので少し違和感を感じますが
どれも素晴らしい座禅草です。
中でも18番の玉ボケは素晴らしいですね。
天気の良い日にはストロボ撮影ですか。
日中シンクロというテクニックなんですね。
まだ試したことはありませんがいつか使ってみたいです。
昨年は2月7日でしたので、はりさんとは1日違いだったようですね。
昨年は雪がありましたが、今年は全く積雪が全くない状況でした。
でも人は多かったです。
1週間ほど前なら雪があったようですが、暖かな日が続いて一気に雪解けしたようです。
昨年の節分草は2月20日に行ってますが、今年は昨年より雪が多かったです。
外付けのストロボを使い座禅草の中までくっきり撮る事ができましたが、
やはり自然光のような柔らかな写りではなく硬い感じの絵になりました。
レフ板を使うのがいいのでしょうが、アシスタントが要りますね。
でも群生地に入る事ができないので、レフ板は近くの座禅草でしか使えないでしょうね。
18番は座禅草自体は少しピン甘でしたが、バックの玉ボケは綺麗に撮れました。
こんなポイントを意識して撮る事が大切ですね。
やはり周りの雪を熱で溶かして花を咲かせる座禅草が一番良いのですが、
今年はひと味違う撮影になりました。
いつもありがとうございます。
明日は楽しんできてくださいね。
雪国にも 春遠からじ、と教えてくれる 座禅草
深い紫が 本当に お堂のようにも、僧侶の法衣の色にも見えて 神秘的な姿です。
6番や15番のように ポツンとあるものは 野晒しの石地蔵さんのようにも見えて ふと 手を合わせたくなります。
雪が 少し残っているかと思っていましたが 近年は融けるのも速いのですね。
雪の中の座禅草は、より風情がありそうです。
「理科の野外学習中に 中学生が 群生を見つけた」というのも、いかにも 素朴で、この土地らしくて いいな、と ほのぼのと 思っています。 いったい いつごろから 人知れず ひっそりと群生していたのでしょうね。
私は 昨年2月21日に見に行ったのですが、今年は 自粛 です。
こちらで見せていただき ありがとうございます。
例年は二月初めの頃に出かけているので、雪の中の座禅草を撮影しているのですが、今年は自粛ムードで、遅くなりました。
節分草の咲く時期にもなり、米原へも行ってきたので、この日は琵琶湖一周のドライブでした。
座禅草は紫褐色の大きな大きな仏炎苞(ぶつえんほう)の姿からも仏教を感じさせてくれますね。
こうして毎年貴重な座禅草の姿を見られるのも、地元の方々の保存活動のおかげですね。
二月初旬の雪の中では、探しながらの撮影ですが、今になるととこんなに多くの座禅草が見られる事に少し驚きでした。
少し前の寒波の際には積雪があったようですが、その後のポカポカ陽気で解けてしまったようです。
昭和56年に地元の中学生により発見されるまでは、竹林に囲まれた湿地の中で人知れず群生していたのでしょうね。
あんな民家のそばなのに(その当時は今のような住宅はなかったのかも?)、長い間発見されなかったことにも、悠久の歴史を感じさせてくれます。
まだまだコロナの影響もあり、しばらくは自粛も必要ですね。
今年はtakayanの写真で楽しんでいただけて良かったです。
一日も早く何処へでも、自由に出かけられるようになることを願うばかりです。
いつもありがとうございます。
雪の背景があって映える座禅草
そこに雪は無くて
どちらかと云うと被ってしまいそうな、雪と節分草ですか
本当になかなか思い通りに撮らせてくれませんね
前に上諏訪で泊まって、朝登った
錫杖さんに教えられた守屋山を思い出しました。
登山口に沢山、ザゼンソウがあったように記憶しています。
私もそのうちに節分草を撮りに行こうと思っています。
自然の営みは、なかなか人間の思うようには行きませんね(笑)
まあ今年はコロナのこともあって、座禅草の撮影が半月以上も遅かったので、仕方ありません。
米原の節分草は昨年とほぼ同じ時期でしたが、今年の方が積雪が多くてうまく撮ることができませんでした。
まあ自然が相手ですから、思うように行かないのは当たり前です。
今日ははりさんが節分草の撮影に行かれました。
ブログのアップは、はりさんの方が早いかもしれません。
いつもありがとうございます。