気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

酒波寺の江戸彼岸桜 2

2021年03月31日 | 

 

昨夜に娘から、先日足の靭帯断裂の怪我をした孫娘のなーちゃんを、明日の午前に医者に連れて行って欲しいとの電話。

8時過ぎに自宅を出て迎えに行き、娘宅で車椅子と松葉杖の両方を積み込んで通院している整形外科へ。

9時過ぎに家内が受付を済ませ、診察時間を尋ねたところ2時間くらいは後になるらしい。

順番が来れば10分ほど前にスマホに連絡してくれるとのことで、近くのショッピングセンターで時間待ちをすることに。

車椅子の孫を押しながら、店内をあっちへ、今度はこっちと孫の指示で朝から汗だくでした(笑)

遅れに遅れて、診察は12時過ぎてからになり、終わったのは13時前でした。

診察が終わり出て来た孫はギプスが外れ、足首保護用の装具を付けて自分で歩いていて嬉しそうでした。

しばらく無理は禁物ですが、一人で電車やバスで出掛けることにも許可が出て一安心。

今日にギプスが外れなかったら、また明日は京都まで送り迎えの予定でしたので、

何より一番安堵したのはジージとバーバです(笑)

周辺の桜も見頃は今日あたりが最後のようで、そろそろ散り始めているようでした。

 

それよりも帰宅してからニュース速報で、大阪のコロナ感染者が599人という数字を見てびっくり・・・

もうこれは紛れもない第4波の襲来ですね。明日からは新年度に入り、人の動きが一番活発になる時期です。

ますます状況は悪くなる一方で、1年以上も経過しているのにこの有様、本当にこの国は大丈夫なのでしょうか?

日本のワクチン接種率は他国に比べ本当に低い状況で、なんでこんなにスローペースなのか?ワクチン敗戦なんて言われてます。

偉そうなことは言えませんが、アベノマスクに始まり、何度かの緊急事態宣言の発出、飲食業を目の敵にした対策を続けて来ましたが、

対策はどこまで行っても後手後手になり、今になって考えてみると根本的な方策が間違っていたのでは?と思えてきます。

またこんな非常時に、それも厚労省の職員が団体で送別会とかで深夜まで宴会とは・・・

国民のほとんどは外食を控え、行きたい所へも行けずに、自宅で息が詰まるような日々を送っているというのに。

腹が立つのを通り越して、アホらしくて物が言えませんね。本当に何を考えているのでしょうか?

毎日残業で重労働を強いられているのは分かりますが、でもこれは許されない事ですね。

医療従事者に続き、4月からは高齢者へのワクチン接種も始まるようですが、順番が来るのはいつ頃か?

それまでに感染して死ぬことがないように注意しなければ・・・ワクチンが先か感染が先か?という状況にならない事を願います。

年々平均寿命に近づきつつあるtakayanですが、コロナでは死にたくはないですからね。

私たち高齢者を優先していただくことはありがたいことですが、本当はあまり出歩かない年寄りよりも、

外で働く若い人たちのワクチン接種を優先する方が、感染拡大を抑えことができるのでは?と素人考えながら思ったりしています。

以前は高齢者が重症化しやすいとの事でしたが、変異株の流行で、今では若い人たちの重症化のリスクも高まっているとの事ですからね。

 

取り止めもないことを書きましたが、今日も酒波寺の続きをアップします。

 

本堂と庫裏の渡り廊下の下を潜り、裏山へ登ります。

 

 

あまり目立たないのですが、この林の中にも江戸彼岸桜が咲いています。

「行基桜」のような古木ではないようですが、きれいに咲いてました。

 

 

 

この桜の全体の姿は確認できませんが、この桜もきれいです。

 

振り向いて見れば行基桜です。

 

それとここへ登ってくるのにはもう一つ目的があります。

それがこの大木。多分シイの巨木だと思うのですが?

写真の撮り方が下手で、実際にはもっと巨大に感じます。

 

上の道路へ抜けて一周し、トップに貼った道路側の朱塗りの山門へ迎いました。

 

湧き水が流れる苔むした小さな沢に、椿の花がたくさん落ちてました。

 

これも撮り方が下手です(笑)巨木の迫力が無いですね。

駐車場の脇に桐の巨木があります。花をが咲くのも楽しみです。

そばに大きな枝が折れて落ちてました。台風の風で折れてしまったのでしょうか?

「行基桜」は数年前の大雪で大きな枝が折れてしまって、見た目では半分くらいの規模になったようです。

 

山門の前に来ました。

ここへ来始めた頃にはこの門はなかったのですが、近年に建立された真新しい山門です。

 

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山門をくぐって、参道からもう一度江戸彼岸の「行基桜」を撮影。(今度は手持ちです)

 

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この日初めて川向にある日置神社にもお詣りしました。

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山からの水が豊富です。小さな橋が架けられています。

表参道は別のところで、大きな鳥居が立ってます。

 

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祭神は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)・日置宿禰命(ひおきすくねのみこと)・稲田姫命(いなだひめにみこと)・

武甕槌命(たけみかつちのみこと)・天櫛日命(あめのくしびのみこと)・大国主命(おおくにぬしのみこと)が合祀されています。

もとは日置山岩剣大明神(ひおきやまいわつるぎだいみょうじん)といって岩剣神縁起があり、由緒深い神社です。

現在の社殿は江戸時代に再建されたものです。未社には、金比羅社・八幡宮・西宮・天満宮・山神社があります。

毎年4月18日には、滋賀県無形民俗文化財に選択されている「川上祭」(別名:サンヤレ祭)が行われます。

(びわ湖高島観光ガイドより)

 

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もう一度樹齢400年の江戸彼岸桜の「行基桜」です。

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来年もこの桜の見頃に訪ねたいと思います。(ソメイヨシノよりもだいぶ早く満開になります)

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次回は酒波寺の近くで数年ぶりに見つけた「山陰白金草(サンインシロカネソウ)などを紹介します。

 

 

撮影日 2021年3月23日

撮影地 酒波寺(滋賀県高島市今津町酒波)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)

     AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

    GITZO  GT2542T

    リモートコードMC-36A

 



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8 コメント

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Unknown (はりさん)
2021-04-01 09:32:55
おはようございます。
大阪が大変なことになって来ました。
私も呑気に桜を追いかけていましたが
あの花見の人の数を考えると
10日後には感染者は一気に増えるのではないでしょうか。
さて、酒波寺の桜ですが何度見ても鮮やかですね。
これだと161号線からも見えるでしょうね。
山の中にピンクの光が素晴らしいことでしょう。
本堂までしか行ったことがありませんが
奥にも素敵な空間が広がっているのですね。
孫娘さん回復に向かっているようで良かったですね。
孫娘の送り迎えは疲れますがやはり楽しいものですね。
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こんにちは(^^)/ (hiroko)
2021-04-01 10:15:53
お孫さんの靭帯断裂、装具で歩けるようになり良かったですね、矢張り若い方は治りも早いです、現役の頃学生さんや実業団に所属するスポ-ツ選手が靭帯や半月板の損傷で入院して手術を受ける人が多かったです、

天気が良くて青空に桜が映えますね(^^♪
いい空気を吸いに出かけてゆきたいです、
コロナ禍のせいでどこにも行く気がしなくて家の周辺をうろうろするだけです、
takayanさんが言うようにワクチンの接種若者から先でもいいのにね、と昨日プ-ルで水中ウォーキングしながら同じ年ごろのおばさんと話してました(;^ω^)
此の頃TVの二ュ-スを見るのが怖くなってきます、
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はりさんへ (takayan)
2021-04-01 13:06:45
はりさん、こんにちは。
大阪はひどい状況になりましたね。
遅れて緊急事態宣言が解除された首都圏でも、
しばらくすれば同じようになるのでは?と心配になります。
酒波寺の江戸彼岸桜は今回初めて見頃に出逢えました。
奥の山の中にもピンクの江戸彼岸が咲いているのですが、
この周辺のバイパス沿いでも多くの江戸彼岸が見られました。
高島市では平地で100ぽん以上の江戸彼岸桜を確認しているようです。
中でも酒波でらの「行基桜」が一番有名なようです。
本堂の裏にも上れて、この椎の大木に出会うのも毎回楽しみにしいます。
孫の面倒をみるのも楽しいのですが、ぐったり疲れました(笑)
なんとか自分の足で歩くようになり、一安心しております。
いつも有難うございます。
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hirokoさんへ (takayan)
2021-04-01 13:16:27
hirokoさん、こんにちは。
もっと長引くかと思いましたが、案外早く歩けるようになり、一安心しております。
やはり若い子は回復も早いですね。

大阪が大変な状況になってますが、これは全国的に第4波が広がる前兆では無いか?と心配しています。
ワクチンの事を真剣に考えてみると、数に制限があるなら、
若い方から接種を進める方が感染防止には効果的では?と思ったりしています。
本当に毎日の感染者数の発表を聞くのが怖いですね。
まだまだ当分の間、気軽に出かけることはできませんね。
撮影にもできるだけ人のいない、里山あたりに出かけるように心がけたいと思っています。
いつも有難うございます。
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いくつもの時代を見てきた 古桜 (フォレストリリー)
2021-04-01 22:15:19
こんばんは。
酒波の行基桜を楽しませていただき ありがとうございます。
takayanさんが 撮影してくださった 2021年 今年の行基桜を眺めて、
この古木は、人間の寿命をはるかに超えて 酒波の里や そこに暮らした人の生き死にを 長い間 繰り返し 見つめて来たのだなあ、と あらためて思いました。
酒波の里で生きた祖母も両親も すでに 人生を全うしましたが、この桜は 今も 生き続けてくれていて、その姿を takayanさんのお写真で 見せてもらえるのは 感慨深いです。
7番の 沢の椿は 子供の頃 赤い椿の落花を拾って 首飾りにした辺りかもしれません。
昔は 知りませんでしたが、今津には 山の中にも エドヒガンが多く 自生しているようです。
また 酒波には 集落の中にも 桐の木が 何本かあります。なつかしいです。

びっくり仰天して ひっくりかえりそうに
なったのは、日置神社の光景です!
境内は 鬱蒼としていて まわりは 山に続く深い森だったのですが、
なんと 山ごとなくなっている様子に 目を疑い 驚愕しました! 
なぜ こんなふうに すっかり切り開かれたのか!?
時代の流れを感じずにはいられません。

毎年4月18日の 川上祭は、この日置神社から お神輿の行列が出て
バイパスを超えたあたりの 平ケ崎の馬場まで進み、
そこで 華やかな春祭りが催されるのですが
関西で 急激に再拡大するコロナ第4波の中では、
昨年に続き 今年も 当然 中止になるのでしょう。 残念です。
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フォレストリリーさんへ (takayan)
2021-04-01 22:55:54
フォレストリリーさん、こんばんは。
懐かしい風景を楽しんで頂けたようで良かったです。
この「行基桜」は数百年もの長い間、ずっと酒波の里を見守り続けて来たのでしょうね。
酒波寺やこの周辺の里山には、年に何度もお邪魔しているのですが、今までこの桜の見頃には一度出会えていませんでした。
いつも4月に入ってから、ソメイヨシノの見頃に来ていたからです。
前からネットの写真などを見ていて、一度満開の頃に来てみたいとずっと思ってました。
少し早いかな?と思いながら、23日に訪ねましたが、今年は桜の開花が早くて、運よく一番見頃の「行基桜」に出会うことができました。
昔の様子を一番ご存じのフォレストリリーさんには本当に懐かしい風景でしょうね。
その当時は本堂へ続く石段も、今のように整備されていなくて、昔の写真を見ると味のある石段が続いていたようですね。
往時の様な風景の方が、この桜には一番似合うのではないか?と思いながら撮影してました。
この周辺には椿も多いですね。
きっと幼少の頃には、この周辺で毎日遊ばれていた事でしょう。

今津には多くの江戸彼岸桜が自生しているようですね。
当日もこの後、海津の「清水(しょうず)の桜」を見に行ったのですが、バイパスからも何本かの桜を見ることができました。
清水の桜はまだ蕾でした。
酒波寺の桐の木を最初見た時は、その大きに驚きでした。
今年も綺麗な花をたくさん咲かせることと思います。

そばにあるのに今まで一度も行っていなかった日置神社に初めてお詣りしました。
昔はもっと鬱蒼とした森だったのですね。
境内には驚くほど大きな切り株がありましたが、まだ最近伐採された様な切り株でした。
すっかり切り開かれて、境内は見通しも良くて整備がされてました。
時代が変わり、氏子さん達の考え方も変遷してきているのでしょうね。
「川上祭」は滋賀県の無形民俗文化財に選ばれている祭礼なんですね。
おそらく今年も神輿の渡御は中止となるでしょうね。
コロナは何もかも私たちの生活を一変させてしまいますね。
本当に先行きが不安ですね。
故郷の懐かしい風景をお届けできて良かったです。
いつもありがとうございます。
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お見舞い (ちひろ)
2021-04-02 11:07:03
takayan様、ご無沙汰しています。
可愛いお孫さんのお怪我が快方に向かわれて、何よりですね!
春から初夏への気候と共に、お怪我の全快を心よりお祈りしています。
いつも素晴らしい開花情報を楽しませていただいて、ありがとうございます。
微笑ましい内助の功に癒される素晴らしい情報発信のますますのご発展を、期待いたしております
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ちひろさんへ (takayan)
2021-04-02 17:32:36
ちひろさん、こんにちは。
こちらこそご無沙汰しています。
おかげさまで孫の怪我も、順調に快方に向かっているようで一安心しております。
お見舞いのお言葉いただき、ありがとうございます。

昨年からはコロナの影響で、以前のように自由には撮影に出かけられませんが、
人の少な所を探して撮影に出かけています。
二人揃って出かけられるのも、共に元気でいらるからこそですね。
これからも健康に留意し、特にコロナの感染予防を心がけて過ごしたいと思っています。

年々行動半径は狭くなってきますが、これからも元気でいられる間は撮影を続けて、
情報を発信していきたいと思っています。
ちひろさんもお身体を大切にしてくださいね。
いつもありがとうございます。
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