琵琶湖の西岸、湖西の江戸彼岸桜2024の3回目は、高島市今津町の酒波寺の行基桜です。
推定樹齢400年を超える古木で、本堂への石段の途中に聳える姿は見応えがあります。
平成15年の大雪で大枝が2本折れて半分の姿となったようですが、今でもその姿は見事です。
江戸彼岸桜を追いかけた4月4日には、酒波寺のソメイヨシノは咲き始めたばかりでしたが、
早咲きの行基桜(江戸彼岸桜)は一番の見頃を迎えてました。
酒波寺周辺には年に何度となく訪れる場所で、昨日もビラデスト今津とここ酒波寺を訪ねました。
行基桜はすでに散っていて、境内のソメイヨシノが散りそめの時を迎えていました。
今回は酒波寺の江戸彼岸桜(行基桜)を紹介します。
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山門の上に大きな枝を伸ばした江戸彼岸の行基桜が満開です。
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聖武天皇の御願によって741年に行基によって開かれた酒波寺(真言宗智山派)にあるこのエドヒガンザクラは、
別名「行基桜」として名高く、山門に至る石の階段の中ほどに目を奪うほどの大きさである。
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淡いピンク色が綺麗です。
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参道の石段の上から撮影。
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ソメイヨシノは咲き始めたばかりです。
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本堂です。
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行基桜は満開です。
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行基桜の花びらが
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椿もだいぶ散ってました。
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境川の桜並木は三分咲き程度。
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もう一度行基桜です。
撮影地 2024年4月4日
撮影地 高島市マキノ町海津
機 材 Nikon Z9
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
酒波寺には何度か行ったことがありますが
桜が咲く頃に行ったことはありません。
ということで毎年takayanさんのブログで
行基桜を楽しませてもらっています。
1番から5番を見ると存在感があるのが
よくわかりますね。
酒波寺は行基桜もその後に咲く染井吉野も綺麗です。
行基桜の昔の写真をネットで見ると、今よりも枝の張りが大きくて
見応えのある桜だったようです。
雪の多い地区ですので、数百年の間には雪害の試練に
耐えながら生き続けて来たのでしょうね。
大きな枝が折れて小ぢんまりとした姿になった今も、
満開の花をつけたその姿は見応えがあります。
1〜5番が行基桜の存在感を一番表せる構図だと思います。
いつもありがとうございます。