こんばんは。経済学部4年の小宮です。
更新が遅くなってしまいました。
少し前のゼミのご報告となってしまいますが、お付き合いください。
show&tellでは前回に引き続き本の紹介ということで、太宰治の『走れメロス』『グッド・バイ』を紹介させていただきました。
みなさん、太宰治に対してどのような印象をお持ちでしょうか?
正直、あまり良い印象をお持ちでない方のほうが多いように思います。または、夏目漱石や宮澤賢治、芥川龍之介と比べるとよくわからないという意見をお持ちの方もいらっしゃると思います。
私の太宰との出会いは、中学の頃に国語の先生から「人生の中で一度でいいから、太宰を読んでおくといい」と言われ、学校の図書館で『人間失格』を借りて読んだ時でした。内容を理解できていたわけではないですし、おそらく、今でもできてはいないと思いますが、いくつかのフレーズが心に引っ掛かり、太宰の他の作品も読むようになりました。そして、9月の末にはずっと訪ねてみたいと想っていた、青森県五所川原市金木町にある太宰の生家と疎開時に暮らしていた家に行かせていただきました。
そこでほんの僅かですが、私が触れさせてもらった太宰の人生と合わせての作品紹介をさせていただきました。話したいことが多すぎてうまくまとめきれず、聞き苦しいものとなってしまいましたが、聞いて下さりありがとうございました。
たとえ読んだことがなくても、だれもが内容を知っている『走れメロス』。太宰の自殺によって未完となった『グッド・バイ』。他にも数多の作品と、書簡を残しています。太宰の人生に触れてからこれら作品を読み返してみると、一段と面白いものがあります。彼の作品を読んだことがある方も、まだない方も、機会がありましたらどうぞ一度、太宰治の作品を手にしてみてください。
『生きて帰ってきた男』では、太宰が上で紹介させていただいたような作品を生みだしていた頃、戦争に行きシベリアへと送られた小熊謙二の日本へと帰って来てからの章へと入っていきました。太宰の作品も『生きて帰ってきた男』もその時代の背景を知ることができ、また、その時代の背景を知ることでより深く作品を考えていけるのだと思います。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
更新が遅くなってしまいました。
少し前のゼミのご報告となってしまいますが、お付き合いください。
show&tellでは前回に引き続き本の紹介ということで、太宰治の『走れメロス』『グッド・バイ』を紹介させていただきました。
みなさん、太宰治に対してどのような印象をお持ちでしょうか?
正直、あまり良い印象をお持ちでない方のほうが多いように思います。または、夏目漱石や宮澤賢治、芥川龍之介と比べるとよくわからないという意見をお持ちの方もいらっしゃると思います。
私の太宰との出会いは、中学の頃に国語の先生から「人生の中で一度でいいから、太宰を読んでおくといい」と言われ、学校の図書館で『人間失格』を借りて読んだ時でした。内容を理解できていたわけではないですし、おそらく、今でもできてはいないと思いますが、いくつかのフレーズが心に引っ掛かり、太宰の他の作品も読むようになりました。そして、9月の末にはずっと訪ねてみたいと想っていた、青森県五所川原市金木町にある太宰の生家と疎開時に暮らしていた家に行かせていただきました。
そこでほんの僅かですが、私が触れさせてもらった太宰の人生と合わせての作品紹介をさせていただきました。話したいことが多すぎてうまくまとめきれず、聞き苦しいものとなってしまいましたが、聞いて下さりありがとうございました。
たとえ読んだことがなくても、だれもが内容を知っている『走れメロス』。太宰の自殺によって未完となった『グッド・バイ』。他にも数多の作品と、書簡を残しています。太宰の人生に触れてからこれら作品を読み返してみると、一段と面白いものがあります。彼の作品を読んだことがある方も、まだない方も、機会がありましたらどうぞ一度、太宰治の作品を手にしてみてください。
『生きて帰ってきた男』では、太宰が上で紹介させていただいたような作品を生みだしていた頃、戦争に行きシベリアへと送られた小熊謙二の日本へと帰って来てからの章へと入っていきました。太宰の作品も『生きて帰ってきた男』もその時代の背景を知ることができ、また、その時代の背景を知ることでより深く作品を考えていけるのだと思います。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
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