野仏の頬骨削る北風あらし
北風のふきすさぶ枯野
古色の野仏が浩然と佇んでいる
姿形は長い風雪を思わせて荒んでいるが
それがありがたさを重くしている
その頬骨は尖っているようにもみえる
人の世界も同じ
長い旅路にはたくさんの風雪がある
そのたびごとに真実をひとつずつ覚えるのだ
北風のふきすさぶ枯野
古色の野仏が浩然と佇んでいる
姿形は長い風雪を思わせて荒んでいるが
それがありがたさを重くしている
その頬骨は尖っているようにもみえる
人の世界も同じ
長い旅路にはたくさんの風雪がある
そのたびごとに真実をひとつずつ覚えるのだ