花筏見澄ますさきに鯎かな

芭蕉記念館は隅田川沿いにあって
句会の後、連れ立って堤を散策した
散る桜は川面に流れて花筏をつくっていた
江戸の大川淵をそぞろ歩きとは行かないが
釣竿を凝視の釣り人が数人
花筏の陰からこちらを覗いているのは
うぐいのようだ
これは江戸の時代と変わらない
だ
芭蕉記念館は隅田川沿いにあって
句会の後、連れ立って堤を散策した
散る桜は川面に流れて花筏をつくっていた
江戸の大川淵をそぞろ歩きとは行かないが
釣竿を凝視の釣り人が数人
花筏の陰からこちらを覗いているのは
うぐいのようだ
これは江戸の時代と変わらない
初案発表 2017/4/14
花の塵うぐい見澄ます竿の先