ひいき目に見てさへ寒きそぶりかな 一茶 2016-11-05 | 一茶鑑賞 ひいき目に見てさへ寒きそぶりかな 〔季語〕寒さ 意味・・どうひいき目に見ても、自分の姿は寒そうで みすぼらしい様子をしていることだ。 でも今に見ていろ頑張るぞ。 一茶の劣等感を詠んだ句です。しかしこの劣等 感には不幸不運に耐えて力強く生きて行こうと いう強靭さ、雑草のように踏みつけられ、引き 抜かれても、なおかつたくましく生きる精神が、 この句の底に流れています。 注・・寒きそぶり=たんに寒いというのでなく、 みすぼらしさの意をふくんでいる « これがまあ終の栖か雪五尺 ... | トップ | うまさうな雪がふうはりふう... »
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