竹とんぼ

家族のエールに励まされて投句や句会での結果に一喜一憂
自得の100句が生涯目標です

腕枕田植半ばの老農夫

2016-05-09 | 
腕枕田植半ばの老農夫



水を張り終えた田圃は田植えの盛りである
田起こしをして田水を張ったのは一人の老農夫だった
何年か以前にはGWに
都会に出た子供らが田植え時期には戻ってきていたが
最近は姿をみない
老農夫が孤軍奮闘で田打ち機を操っている
声をかけあう相手もをらず
疲れれば腕枕せ休憩するのも一人

薫風に論語の章の漏れ聞こえ

2016-05-06 | 
薫風に論語の章の漏れ聞こえ



栃木県足利市の足利学校
日本最古の学校といわれる
立派な庭園のなかにいくつかの建物
学校として使用されていた大広間のある建物
書庫 展示館

池の菖蒲も美しい
水輪は鴨の微睡み

若葉をとおして聞こえてくるのは論語の一章

この世には飽いたふうなり蟇

2016-05-05 | 
この世には飽いたふうなり蟇





蛙の不思議な生態には

幼年期から驚かされていて今も変わらない

彼らの秀類は人間をはるかに凌駕する数がある

この地球でたくさんの生き方を

試してきたのだろう

そろそろ潮時かと思案していそうな気がする

黒南風やますます強く人嫌ひ

2016-05-03 | 
黒南風やますます強く人嫌ひ



人嫌いは強がりの台詞
声かけられることも減ってくると
声をかけることも難しい
老人が無口になるのは孤独への矜持なのだ
「黒南風」
暗くどんよりとした梅雨の長雨が続く時期に吹く湿った南風のこ
と。雨が続いて憂鬱な心持ちと、このころの空や雲の色を重ねて
「黒」とされた。他に、梅雨中頃の激しい南風を「荒南風」、梅
雨明けの明るい空に吹く南風を「白南風」という。