一昨日読了しました。
Amazon.co.jp: 猿はマンキお金はマニ―日本人のための英語発音ルール: ピーター バラカン, Peter Barakan: 本
「マネーだと印象派の画家になっちゃう?」「英国名門校は、オクスフッド大学!?」「マイクル・ムアの映画は『シッコ』でなく『シコウ』」。来日35年の著者が英語発音をめぐる日本人の誤解を面白おかしく指摘、正しい発音のルールを伝授する。著者の教養と風刺が光る“目からウロコ”話満載の知的エンタテインメント。
もしも、英語の発音が上達したいなら、多少は英語を話せる日本人から「ネイティブ並みですね」と言われる程度で良ければ、例えば、『手づくり英語発音道場』を熟読した上でラジオ講座の『基礎英語』あたりを聞くことです。
面白かったです。
振り返ってみると。自分の仕事でも同しようもないカタカナ英語の悪影響があることを痛感しました。
例えば、ブレーキ。
本当はブレイクなんでしょうね。
しかし休憩はブレイクというのに、自動車のブレーキのことをブレイクと言ったら誰がわかるかな??
これはけっこう深刻な話ですね。
この本に対して、英国人の発音押し付けだとか、各国語で名前などの発音が変わるのはしようがない、あえて英語読みすることを押し付けるのは疑問だとかいうコメントがアマゾンなどでもみられるけど、確かに名前は母国語の発音で言うべきだと私は思う。
しかし、英語でしゃべっているときは英語読みするしかないでしょう。
いや、そう、すべきではないでしょうか。
例えば、水上オートバイなどで有名なボンバルディアレクレーショナルプロダクトの会社名は、カナダの会社なので、フランス語読みでボンバルディア、英語圏ではボンバーディア、日本では母国を尊重してボンバルディアでいいと思う。
中国の地名、人の名前は現地の読み方を徹底すべき。
北京はペキンでなく、ベイジンとすべきでしょう。
ハングル語は、現地読みに変わりましたよね。
中国も早急にそうすべきだと思う。
金さんを、キンさんといわないで、キムさんと発音すべきでしょう。
小説家など、率先すべきだと思う。
メディアには期待していないw。
上で引用した批判的意見に出ていたAmazon.co.jp: 手づくり英語発音道場 対ネイティブ指数50をめざす (平凡社新書): 平澤 正夫: 本も買ってしまいました。
ちょっとななめ読みしたけど、なんか難しそう、読みにくそう。
そういう意味では、この本の読みやすさ手軽さは価値があると思う。
確かに一部、それは、イギリス英語の発音でしょうという感じはありますけどね。