温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

「アーミッシュの老いと終焉」堤純子著読了〜あまり面白くはなかったなあ〜

2021-05-06 23:23:49 | 

今年の連休中は、どこへもいけないので、もう一冊読了。これも朝日新聞の読書欄から面白そうだと思って、かみさんも読みたいというので、借りた。以前フィラデルフィアに行ったとき偶然アーミッシュを見かけて、彼らの生活には興味があった。今回、私が「クララとお日さま」を読んでる間にかみさんは読了。私は「クララとお日さま」に続いて読んだ。
いつもは図書館から借りる本は、なるべく一冊づつとするのだが「クララとお日さま」が準備できたと聞いて仮に図書館に行ったのだが、その際にもう一つ今日来てますと言われて2つになってしまった。2冊を2週間で読むとなるとそれなりに大変なので、なるべく1冊2週間というペースを守っているのだが、こういうときもある。
アーミッシュの老いと終焉 | 堤純子 |本 | 通販 | Amazon

さて、この本の内容だが、前半はアーミッシュについて知らないことなどが紹介されていて、それはそれで面白かったのだが、後半は高齢のアーミッシュの生活や中国、アメリカでの高齢者の生き方みたいなのを紹介する内容となり、「そりゃそうでしょう」という内容ばかりで、あまり面白くはなかった。どちらかいうと著者の堤純子という人がアーミッシュのように老後が過ごせるのは素晴らしいとの押しつけのようなものが鬱陶しかった。
「アーミッシュの老いと終焉」書評 自発的な集団 社会問題への鍵|好書好日
アーミッシュの老いと終焉 [著]堤純子
 米国には、各地で迫害された宗教的な集団が移住してきた例が少なくない。アーミッシュはその一つである。ローマ・カトリック教会では、幼児洗礼が慣例であったが、洗礼は自分の意志で受けるべきだと主張したのが再洗礼派である。ドイツやスイスで、アマンという人物によって興された一派がアーミッシュであり、教会と国家から激しく迫害されて、米国に移住した。
 通常、そのような宗教的移民は近代の産業社会に適合して変わっていく。アーミッシュが有名になったのは、彼らがこの二百年の間、ほとんど変わらなかったからだ。彼らは今も、当時のままの服装に身を包み、農業を生業とするばかりか、電気を使わず、移動は馬車だ。兵役にはつかなかった。税は払うが、社会保障制度には加入せず、「クモの巣のように張りめぐらされた」家族、コミュニティのネットワークで、助け合って暮らしている。
 この風変わりな人たちは、「刑事ジョン・ブック 目撃者」(ハリソン・フ


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