温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

『確実性の終焉』を読んでみた

2014-10-04 17:34:39 | 
今日は休みだというのに午前中2時間、午後2時間ほど仕事!。やれやれ。



さて先日、紹介した『確実性の終焉』を図書館で借りて読んでみた。とても読了とはいえない、予想通り難しい本だ。
豊島区の図書館になく、江戸川区の図書館から豊島区の図書館が借用して借りることができた。借りるまで1か月位かかったかな。
無限に過去から無限に未来はおかしい~時間の矢問題として有名なんですね~ - 温故知新~温新知故?
実は昨日朝日新聞の書評に取り上げられていた下の内容を読んで、下の本が読みたくなり、同じような疑問に興味がある人がいること、あるいは有名な話だということを知って今回また取り上げた。
(思い出す本 忘れない本)『確実性の終焉』 物理学者・米沢富美子さん:朝日新聞デジタル

なぜ難しいかというと、その具体的な意味を知らない言葉だらけだから。例えば
時間の矢
クリナーメン
シュレジンガー方程式
H定理
ラプラスの魔物
不可積分
マルコフ過程
ヒルベルト空間
ベルヌーイ写像
ハミルトニアン
ポアンカレ系
など、など。で、私は30ページ位で理解するの断念、まあ、下の目次の中で興味のあるタイトルのところだけ流し読み。
目次は
導入ー新しい合理性
エピクロスのジレンマ
幻にすぎない?
確率から不可逆性へ
カオスの法則
ニュートンの法則を超えて
量子論の統一的定式化
自然との対話
時間は存在に先行するか?
隘路(あいろ)

この世の中はビッグバンで始まった、あるいは生まれたとされるけど、その前はどうなっていたのか?という疑問が残る。まさにそこを説明しようという試みが過去からなせれていたようだ、それは科学者ではなく哲学者の中で語られていたようだ。一部を流し読みしただけなので、お粗末な解釈でしかないけど、時間は過去も未来もない瞬間だという感じかな。
なんか、今皆地球は回っているということは理解して、地球は止まっていて天が回っているなんて信じる人はいないけど、時間は無限に過去から無限に未来に向かっているという理解もこれと似ているのかもしれない。便宜的な解釈のような気がする。
科学は進んだと言っても、まだまだだなあと思う。

時間の概念は、どうみても不完全だと私は思うけど、生きている間にその疑問を解消することはできそうもない。




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