温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

中野のお父さん読了

2016-01-10 19:51:43 | 

この本、日曜日のTV王様のブランチで知った。読んでみるとなかなかのもの。数時間で読了ですね。これは当然図書館。予約してから数ヶ月でゲット。
下にあるアマゾンの書評通り。なかなか面白い、一気に読んでしまった。
私である出版社に務める娘が、疑問に思ったことを中野の実家のお父さんに相談というか雑談しに行くと、お父さんはこともなげに疑問を説いてくれるという趣向。これがなかなかユニーク。
楽しめました。
中野のお父さん | 北村 薫 | 本 | Amazon.co.jp
円熟の文学ミステリ集。北村ファンには堪りません。
投稿者 紅孔雀 投稿日 2015/9/28
「退職刑事」ならぬ「退職前教師」が名探偵役の、アームチェア・デテクティブもの。集中これ1篇となれば「闇の吉原」。鈴木清順、榎本其角、横溝正史、泡坂妻夫、幸田露伴、斎藤茂吉、三遊亭円生、半藤一利など、有名どころががぞろぞろ出て来て圧巻です。ミステリとしてこれ1篇となれば「茶の痕跡」か。愛書家の心理を抉って、身につまされた。本の中身と本そのものに纏わる、贅沢な文学ミステリ集である。まさに円熟の一冊。

 文芸編集者の父が「名探偵」!? 都築道夫とかブロンクスのママの系譜だろう。日常に起こる謎を娘が実家に持ち帰り、父に解いて貰うのだ。彼女の職業が「編集者」だから、自然に謎は「文学」の話になる。ただ、「夢の風車」「幻の追伸」などは、そのままミステリのトリックとしても使えそうだし、「茶の痕跡」などは、ミステリそのものではないか、と思う。

物知りお父さんは、謎を入れれば答えが出てくる 文系ミステリ 北村薫「中野のお父さん」 - あざなえるなわのごとし
物知りな父親というと都筑道夫の「退職刑事」を連想する。
現職の刑事である息子が家に帰りかつてやり手だった父に自分が抱える難事件を相談する。
すると父親は息子の話から大胆な推理をして真相を言い当てる。

『中野のお父さん』北村 薫 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS
□「応募してませんよ、わたしは」
新人賞最終選考に残った候補者からの思いがけない一言は?(夢の風車)
□「実は、扱いに困っている手紙がありましてね」
ある大物作家に宛てた女性作家の手紙には愛の告白が?(幻の追伸)
□「わたしは殺人事件の現場に行き合わせることになったわけです」

読書録「中野のお父さん」 - 鈴麻呂日記
主人公は「体育会系な文芸編集者」。
謎解きをするのはその父で「定年間際の高校国語教師」。
ん?
北村薫って、教師だったんじゃなかったけ?
とすると、このモデルは自分?

...なんて仕掛けくらいはやりますよね、北村薫ならw。
どこら辺までモデルが入ってるのかは知りませんが、話が面白ければ、僕はどうでもいいです。
その「期待」は十分に満たされましたよ。

雨降りだからミステリでも読もう・・・: 「中野のお父さん」北村薫
出版社につとめる娘が持ち込んできた話を、あっという間に解決してしまう(作者が創った謎を作者が解くのだから当たり前)のは良いとしても、その話が発端となって、思いもかけない広がりを見せてくれるというのは、読んでいて大変楽しくなります。

特に、「闇の吉原」には、感心してしまいました。
「闇の夜は吉原ばかり月夜哉」と言う俳句の、切る場所で意味が違ったり、接続詞が変われば大きく意味が変わったりするという話は、興味を引くものでした。
この話は、泡坂妻夫さんの短編集「煙の殺意」に収録されている「椛山訪雪図」(未読です)でも扱われていると言うことなので、この際に読んでみたくなりました。

こんなのもありました。
【紹介】中野のお父さん (北村 薫)

バガヴァッド・ギーター読了

2016-01-09 16:33:00 | 

先日下にあるようにバガヴァッド・ギーターの解説本である「バガヴァッド・ギーターの世界」を読んだと書いたけど、その原本、と言っても日本語版だけど、読み終えた。まだ、解説が残っている。本文は140ページ位で解説は70ページ位あるんだけど。。。。
バガヴァッド・ギーターの世界読了 - 温故知新~温新知故?
今回出張でドイツ、スペンと出張中でまたすぺんのsitgesというところに来ているのだが、その来る途中の飛行機で、読んでいた「バガヴァッド・ギーターの世界」を読み終えた。

この本は下にあるようにアルジュナと、彼の導き手であり御者を務めているクリシュナの対話という形をとっている。
バガヴァッド・ギーター - Wikipedia
バガヴァッド・ギーター
インド、クルクシェートラのクリシュナとアルジュナ王子(1830年頃画)
バガヴァッド・ギーター(サンスクリット語: श्रीमद्भगवद्गीता、 Śrīmadbhagavadgītā、 発音 [ˈbʱəɡəʋəd̪ ɡiːˈt̪aː] ( 聞く))は700篇の韻文詩からなるヒンドゥー教の聖典のひとつである。ヒンドゥーの叙事詩マハーバーラタにその一部として収められており、単純にギーターと省略されることもある。ギーターとはサンスクリットで詩を意味し、バガヴァン(Bhagavan)、すなわち「神の詩」と訳すことができる。
バガヴァッド・ギーターはパーンダヴァ軍の王子アルジュナと、彼の導き手であり御者を務めているクリシュナとの間に織り成される二人の対話という形をとっている。

前にも書いたけど、内容は著名人が愛読しただけのことはあるシンプルだけどなかなか興味深い内容だ。ほぼ同じことを言っている。
ー誰でも神になれる。
ー結果を期待するな。
ークリシュナは生も死もない、すなわち始まりも終わりもない。(結果を期待せずただ祈りなどの行為に専念すれば誰でも神になれる。)
ークリシュナはあらゆるところに眼がある、耳もある、手もある、耳もある。
『バガヴァッド=ギーター』を読む
あなたの職務は行為そのものにある。決してその結果にはない。行為の結果を動機としてはいけない。
 それゆえ、執着しゅうちゃくすることなく、常になすべき行動を遂行せよ。実に、執着なしに行為すれば、人は最高の存在に達する。

などだ。目からうろこって感じ。
1512夜『バガヴァッド・ギーター』|松岡正剛の千夜千冊
古代インドの至高の「神の歌」を
『バガヴァッド・ギーター』という。
ティラクやガンジーの座右の書だった。
西ではシュレーゲル兄弟、フンボルト、エマーソン、
グルニエ、カミュ、シモーヌ・ヴェーユが愛読した。

確実、科学技術者の流行に対する脅威に触れたけど、ちょっとギーターあたりを読む余裕が必要だろう。そんな余裕があれば、きっともう少しマシな洗練された技術となり、今よりちょっとだけマシな世の中になっていくような気にさせるそんな本でした。ちなみにこの本と解説本は、図書館で借りるのではなく、珍しく購入しました。これから何回か繰り返して読むことになるつもりです。
知性が確立し、迷妄めいもうなく、ブラフマンを知り、ブラフマンに止まる人は、好ましいものを得ても喜ばず、好ましくないものを得ても嫌悪しない。
 まさにこの世で、身体から解放される(死ぬ)前に、欲望と怒りから生ずる激情に耐えうる者は、専心した幸福な人である。

バガヴァッド・ギーター 上村勝彦訳(岩波文庫) - うちこのヨガ日記
一般の社会人は自分の仕事を遂行しながら、寂静の境地に達することが可能であろうか、多くの古代インド宗教書は、社会人たることを放棄しなければ、解脱することは不可能であると主張する。それに対し「ギーター」は、自己の義務を果たしつつも窮極の境地に達することが可能であると説く。それどころか、社会人は決して定められた行為を捨てるべきではないと強調するのである。

他にも。。。
『バガヴァッド・ギーター』とはなにか | バガヴァッド・ギーター (神の歌) | 一般財団法人 知と文明のフォーラム
●クリシュナの二面性
クリシュナは、アルジュナが総大将であるパーンダヴァ軍を鼓舞して、カウラヴァ軍を撃滅します。この限りでは、クリシュナはアルジュナの友人です。ところがある瞬間に変貌して、恐ろしい神となる。死と破壊の神になるのです。救済と破壊というクリシュナの二面性を見せることによって、アルジュナに世界の相の真実を示したことになります。
そしてこの二面性は、原子力の二面性につながると思います。このことをオッペンハイマーはよく知っていた。それで、原子爆弾の大爆発のとき、『バガヴァッド・ギーター』の一節を思い出したのです。このクリシュナの二面性は、現代文明にも通じると私は思います。

●「戦う」とはどういうことか
クリシュナは迷うアルジュナに、戦え、行動せよ、と激励します。欲望を捨て、自我を捨て、自分(クリシュナ)を信頼して行為せよ、それは自ずから正しい道に導かれる、というのです。
憲法第九条をいただく日本人としては、戦いをやめるというアルジェナこそ賞揚すべきですが、クリシュナは戦うという行為(カルマ)に賭けるべきだ、と説きます。それは何故か? 

バガヴァッド・ギーター : ITスペシャリストが語る芸術
ところで、『バガヴァッド・ギーター』の中で、至高神クリシュナは、神たる自分は何かを譬えで語っている。
「光るもののなかでは太陽」
「星々のなかでは月」
「水体のなかでは大洋」
「動かぬもののなかではヒマラヤ」
「獣類のなかではライオン」
「魚類のなかでは鱶(ふか=大型サメ)」
「河川のなかではガンジス河」
「季節のなかでは花咲く春」
「詐欺(だまし)のなかの大賭博」

バガヴァッド・ギーター ヨガ哲学講師ユキオによる読み方紹介

『ハ?カ?ウ?ァット?・キ?ーター』購読(前半)

2016年の世界の十大リスクの第6位は「科学技術者の興隆」

2016-01-08 21:45:16 | ニュース
まず、政治リスクの調査会社「ユーラシア・グループ」というのがあることがまず驚き。そういうことを調査して発表する会社があるんですね。知らなかった。結構予測が当たるらしい。
16年の10大リスク、欧州問題が引き続き上位 米調査会社  :日本経済新聞
政治リスクの調査会社ユーラシア・グループは4日、2016年の世界の「十大リスク」を発表した。首位は「同盟の空洞化」で大西洋を挟んだ欧米の同盟関係が弱まり、世界の安全保障システムが揺らぐ可能性を指摘した。2位には欧州の閉鎖性、3位にはアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立で影響力を増す中国を挙げた。

Wikipedia。
ユーラシアグループ - Wikipedia
ユーラシア・グループ(Eurasia Group)は、世界最大の政治リスク専門コンサルティング会社として知られている。[1]
1998年に政治学者のイアン・ブレマーによって設立された。立ち上げ当初は、同氏の専門分野であり、社名の由来でもある旧ソビエト連邦や東欧諸国にフォーカスしていたが、現在は全世界の分析を行っている。同社のアナリストは、アジア、中南米、中東、ユーラシア、欧州、北米、アフリカなど世界各国の政治、経済、社会、安全保障などの動向をウォッチしている。この他、国境を越えた課題として注目が高まるエネルギーやその他資源、気候変動、貿易、公衆衛生、金融規制などについても分析している。

ウエブサイト。
Eurasia Group
APPROACH (ユーラシア・グループのアプローチ)
各国政府の思惑や企業の戦略が国境を越えて複雑に絡みあう今日の世界において、企業は経済指標の分析だけで本当に正しいリスク判断を下すことができるものでしょうか。「国際情勢の変動、外交関係、そして国内の政治的変化は、経済のファンダメンタルズに勝るとも劣らず、ビジネス環境や金融市場に影響を与えている」 ― これが、ユーラシア・グループの基本的なアプローチです。

そんなユーラシア・グループのランクの6位に「科学技術者の興隆」があがっている。これは私も同感。VWのスキャンダルや自動運転、ドローンなど、技術を過信しているような気がする。メディアも過剰の取り上げすぎ。なにか大きな事件が起きて強烈なブレーキが掛かりそうな気がする。技術は進歩しているけど、まだまだ人間には程遠いし、人間すら科学的に解明できていない。脳はもちろん、その他も。また、人間以外の微生物だってわからないことだらけだ。元夫科学技術者は謙虚にならないといけないし、取り上げるメディアも必ず負の麺を同時に取材し、取り上げるべきだと思う。

英語の原文。一部文字化けしている。
Eurasia Group
Published January 4, 2016
We first wrote about the G-Zero five years ago. It窶冱 now fully upon us, and the unwinding of the US-led geopolitical order will accelerate in 2016. There is growing political division in a year with a presidential election in the United States and a foundational political crisis for Europe. Russia, in decline, is led by an increasingly combative窶蚤nd resurgent窶之ladimir Putin. China is becoming far more powerful, but with a foreign policy that reflects primarily economic (though still strategic) national interests.

注目する人は少ないようだけど、科学技術者の興隆にふれているところをいかに紹介しておきます。原文も含めて私の指摘とは違うようですけどね。今年の末になって私の指摘のほうがあたっていたら面白いんだけど。。。。
2016年最大のリスクは、この人(木村正人) - 個人 - Yahoo!ニュース
(6)技術者の台頭

ネット企業やハッカーが国家を上回る影響力を持つ。アップルの市場価値は6150億ドル、フェイスブックは2995億ドル、中国のアリババ・グループは2122億ドル、マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏の資産は789億ドルと、小国よりも大きな資金力を持つようになった。しかし政府や市民からの反発が予想され、政策や市場を不安定化させる恐れがある。

今年の10大リスク - ストレスフリーの資産運用 by 林敬一(フィクストインカムの専門家)
6.  科学技術者の興隆・・・主にテッキ―と呼ばれるIT系ですが、技術者というよりビル・ゲーツなど大金持ちの経営者がCOPの会場に押しかけて影響力を発揮することも示唆しているのではないかと思われます

Eurasia Group
6 – The rise of technologists: A variety of highly influential non-state actors from the world of technology are entering the realm of politics with unprecedented assertiveness. These newly politically ambitious technologists are numerous and diverse, with profiles ranging from Silicon Valley corporations to hacker groups and retired tech philanthropists. The political rise of these actors will generate pushback from governments and citizens, generating both policy and market volatility.


うめ吉って知らなかったけど、いいね

2016-01-07 20:02:51 | 音楽
今日Facebookで紹介してくれる人がいて、初めて知ったけどうめ吉っていいね。下はApple Musicで検索。あった。


まずは、ジャズから
「家へおいでよ」 うめ吉 Umekichi 2004年

買い物ブギ。
うめ吉 "買物ブギ"

はじめに彼女紹介も入っているお富さん。
うめ吉 "お富さん"

こっちが本職なのかな。
【俗曲】檜山うめ吉(2001年)

この辺で、Wikipedia。
檜山うめ吉 - Wikipedia
檜山うめ吉
檜山 うめ吉(ひやま うめきち、本名:林 知惠、1966年(昭和41年)12月8日 - )は、落語芸術協会所属の俗曲師。
岡山県倉敷市出身。岡山県立倉敷天城高校卒業。1991年から国立劇場研修生として寄席囃子を学び、1993年に落語芸術協会に入会、お囃子として活動した。その後、檜山さくらに師事して端唄を習得。2000年から檜山うめ吉として俗曲師の活動を開始した。
着物に自毛で結った日本髪、白塗りの厚化粧という格好で三味線を用いて端唄、民謡や昭和歌謡を歌う純和風アーティスト(純邦楽奏者)。ソロのときはうめ吉の名義で歌う。バンドとダンサーをしたがえたユニットUmekichi(うめきち)としても活動。

ブログもあった、国立演芸場とか末広亭へ出ているんですね。歌は聴けないだろうけど。。。。今度行きたい。
くらしき観光大使うめ吉の「倉敷応援」ブログ
昨日は三遊亭竜楽師匠の新春独演会でした^ ^
久しぶりにご一緒させていただきました。
昨年は師匠との渡欧はありませんでしたが、師匠はフランスでのテロ事件の直前にフランスにいらっしゃってたとか。
いつかまた海外公演に行くなんてこと、あるかしら。。。一応念のため、10年のパスポートがもうすぐ切れるので年末に更新の手続きに行きました。
そして今日は我が落語芸術協会会長の歌丸師匠がトリをつとめる国立演芸場の新春名人会(^-^)
いっぱいのお客様、ありがとうございました!
夜は末広亭で。ザ・ニュースペーパーさんとナナ姐さんと。

うめ吉新聞もあった。
「うめ吉」 ~新世代の三味線エンターテインメント~
これははまりました。本日2~3枚聴いてしまった。しばらくヘビーローテーションになりそう。
ウィーンでも受けているようだ。
The Art Of Geisha-Hiyama Umekichi at Wien Part 1

The Art Of Geisha-Hiyama Umekichi at Wien Part 2

最後はロック。
うめ吉 "お座敷ロック"

頑張るの語源

2016-01-06 17:30:42 | その他
箱根駅伝を見ていたとき、思わず嫌いな言葉なのに頑張れといいたくなる場面が多かったので、「頑張る」の語源を調べてみた。以下のように2つの説があるようだ。
頑張る(がんばる) - 語源由来辞典
頑張るは、江戸時代から見られる語で、漢字は当て字である。
頑張るの語源は、二通りの説がある。
ひとつは「眼張る(がんはる)」が転じて「頑張る」になったとする説で、「目をつける」や「見張る」といった意味から「一定の場所から動かない」という意味に転じ、さらに転じて現在の意味になったとする説。
もうひとつは、自分の考えを押し通す意味の「我を張る(がをはる)」が転じ、「頑張る」になったとする説である。

私は「眼張る(がんはる)」派かな?、でも「我を張る(がをはる)」もいいな。いずれにしろ、語源的には現在使われている意味とは違うようだ、だとすると、別に嫌わなくてもいいかな。下のような面白い話もあるし。
「頑張る」ことの本当の意味 | 長老の智慧 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
私が子どもの頃は「あの人、頑張ってはるなぁ」というのは、軽蔑の意味を込めて言われたものです。「もっとおとなしく温和になればいいのに」という意味でした。それがいつの間にか「頑張る」が美辞になってしまいました。おかしいですね。

インドの民話にこんな話があります。ある大金持ちが99頭の牛を持っていました。あと1頭手に入れれば、切りのいい100頭になる。
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大金持ちは牛を連れて帰り、100頭になったと喜んで寝ました。幼なじみも、友達を助けたと喜んで寝ました。はたしてどちらの喜びが本物でしょう?というのがこの民話の終わりの言葉です。

以前下のように書いたけど、顔晴るが一番でもなさそうだ。
「がんばって」はこう書こう。「顔晴って」~心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU 真琴つばさ~ - 温故知新~温新知故?

頑張るは悪く無いという意見を書いている人もいるようだ。
「頑張る」の意味(追記あり:2012.12.8) - みちの雑記帳
「頑張る」という言葉が否定的な意味でとらえられ、嫌われていることに普段からやり切れない思いでいた。私は、「頑張る」とは、「やりたいことがあって、その目標を達成するために、多少無理をしてでも自ら努力する」という意味だと思っていた。一体いつごろから、人々は「頑張る」を「(単に)無理をする」「無理を強いられる」あるいはもっと言えば「やりたくないけどやらなきゃならないので、がまんしていやいやながらやる」という意味で使うようになったのか。