横浜から世界遺産を!世界遺産候補「武家の古都・鎌倉」 金沢区称名寺・朝夷奈切通

2013年03月22日 | Weblog
◎横浜市では、神奈川県、鎌倉市、逗子市と連携し、平成25年の登録を目指しています。



世界遺産とは、世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約に基づき、ユネスコ世界遺産委員会の審査・決議により「世界遺産一覧表」へ登録された遺産です。世界で文化遺産745件、自然遺産188件、複合遺産29件が記載され、そのうち日本では、文化遺産12件、自然遺産4件(平成24年7月現在)が登録されています。



先日の開催された横浜市会 文化・観光常任委員会にて、鎌倉市の世界遺産登録推進担当の方を講師として参考人意見聴取が実施されましたので傍聴をさせていただきました。そして昨日、称名寺を視察しました。



国指定史跡でもある金沢区金沢町にある称名寺は、13世紀中ごろに鎌倉幕府二代執権北条義時の孫にあたる北条実時が創建した寺院で、子の顕時、孫の貞顕の三代にわたって二大伽藍や苑池が造営されました。

当時、六浦は鎌倉の外港であったため、称名寺が幕府の東における重要な拠点となっていました。南の仁王門から池を東西に分けて反橋、中島、平橋を渡り、金堂に至る形式は、平安時代中期以降盛んに築造された浄土庭園としては最後の違例で、庭園史上も貴重とされています。



桜の花も咲き始めて、週末はさぞ満開に咲き誇る綺麗な桜が見られるのではと思います。また、偶然にも駐日ブルガリア共和国のゲオルギ・ヴァシレフ特命全権大使が横浜視察をされている最中で、称名寺でご挨拶をさせていただく機会にも巡り合わせていただきました。

文化遺産を守り、誇れる横浜のまちづくりに向けて、世界遺産の登録に大きな期待がかかります。

最新の画像もっと見る