ケンのブログ

日々の雑感や日記

一雨ごとに秋が深まり

2018年09月12日 | 日記
曇りや雨模様のお天気。
ラジオではしばらくこんなお天気が続くというようなことを言っていた。
そう言われてみて新聞の天気図を見ると
なるほど本州に沿って秋雨前線が延びている。
朝、ラジオのDJが一雨ごとにと言いますが
本当にそんな感じですね と言っていた。
本当に一雨ごとに秋が深まる感じだなと思う。
これからどんな服を着ようかとまたそんなことを考える。
昨日は隣の町の市民交流センターで開催された
歌声サロンに参加した。
ある歌で音をはずした
しまった と僕が思わず言ったら
隣の女性に肘を小突かれた。
その歌が終わったあと
「音をはずすと野球で空振りしたような気持ちになります」と僕は言った。
「かめへん、弘法も筆のあやまりや」と女性は言った。
フォローするつもりでいってくれたのだと思うけれど
弘法さんを持ち出されると逆に恐縮してしまう。
歌のN先生に先日の台風はここ30年で一番怖かった
というようなことを言ったら
「あなた、まだ若いから第二室戸台風は知らないわね
あのとき私、小学生だったけれど先日の台風と
同じくらい怖かったわよ」とおっしゃった。
「僕は子供のころ回りの大人からよく伊勢湾台風の
話を聞かされました」と僕は言った。
「そう。あなた、名古屋の人なの?」と先生は言った。
「いいえ岐阜です」と僕は言った。
「伊勢湾台風は昭和34年
僕は昭和37年生まれですから伊勢湾台風も
話に聞いて知っているだけです」
「昭和37年生まれなの?
それって私から見ればどんだけ若いのっていう話なのよ」と先生は言った。
歌声サロンが終わってからGoogleで第二室戸台風を調べてみると
昭和36年。
その時先生は小学生だったとするとざっと計算して
先生は昭和26年前後の生まれになる。
僕と10歳前後くらいしか歳は違わない。
それなのにどういう了見で先生は
「私から見ればどんなけ若いっていう話なのよ」って言っておられるのか
わからない。
でも先生も第二室戸台風と聞いただけで
それをヒントに調べて年齢の見当をつけてしまうという
僕の癖はご存じないのだと思う。
先生の年齢のおよその見当をつけてしまったことは
先生には黙っておいたほうがいいような気がする。
歌声サロンが終わったあと、片付けの時間に
僕はピアノのY先生に「Y先生、ありがとうございました」と言った。
「今日は歌いごたえのある歌がたくさんありましたね」と先生は言った。
「そうですね。音の空振りもしましたけどね」と僕は言った。