ケンのブログ

日々の雑感や日記

ポールマッカートニー両国国技館でコンサート

2018年09月28日 | 日記
朝、ラジオを聴いていたら今年来日するポールマッカートニーが
両国国技館で追加公演をすることになったと言っていた。
ラジオではポールはドーム以外でも日本武道館など
日本の伝統的な場所でコンサートをすることを希望しており
その希望がかなったというような説明をしていた。
ちょっと調べるとポールは1942年6月18日の生まれで
今年76才と出ている。
80才近くになって新しいことが実現できる
人生っていいなと思う。
もちろんシューベルトのようにさすらい人として
短い生涯を送りその真価は没後に評価されるというのも
また素晴らしいと思うけれど。
山田征さんという方の本を読んでいると
今日のあなたは結局、昨日までのあなたの延長でしかない
という趣旨のことが書いてある。
ポールは2013年に来日したときに九州場所を観戦し
土俵の回りを呼び出しが懸賞の旗をもって回るのを見て
興味を持ち説明の栃東親方に(玉の井親方)にあれはなんだと聞いたという。
栃東が懸賞の旗について説明するとポールも懸賞を出したいということで
さっそくその場所で懸賞を出すことになったという。
過去にすでにそういう布石があることと
今回の両国国技館でのコンサートの実現は
きっとどこかでつながっているような気がする。
やはり今日のあなたは昨日までのあなたの延長なのだと思う。
北の富士さんが白鵬について
「この人は好奇心が旺盛だから何でもやりたくてしょうがないんですよ。
結局いつか猫だましまでやっちゃったでしょ」
と先場所の解説で言っていた。
そう、猫だましまでやる横綱は珍しいと思う。
ポールもきっと好奇心が旺盛なのだと思う。
ポールの場合そういう好奇心が自分の人生を豊かにし
また、回りからも引き立てられる要因になっているように思える。
僕、両国国技館でコンサートやったんだよ と言えばポールにとっても
いい土産話になるだろうし
観客にとっても俺国技館でポール見たよと言えばそれもまた土産話になる。
そういう種類の話だなとおもう。
ラジオのDJによればポールが国技館のような小規模の場所で
コンサートをするのは珍しいことなのだという。
そういえばそうかもしれない。
音響はどうなのだろう。
国技館の音楽の音響については僕は知らない。
しかし、こと相撲の音響については国技館は抜群だ。
あるとき国技館で相撲を見ていて
あっ、木の音色が変わったと思った瞬間があった
まさにその時
「続いて西方十両力士土俵入りであります」と場内アナウンスがあった。
ああ、相撲は東と西で木の音色が違うんだなとその時はじめて知った。
地方場所ばかり見ていたら一生それに気づかなかったかも知れない。
ポールの歌は国技館にどんなふうに響くのだろう。
ポールの国技館での追加公演を知らせるプロモーションビデオを
見るとポールはこんな風に言っている
「新しいコンサートの場所が決まりました
読みます、ライゴクコクジカン ライゴクコクジカン」
きっと両国国技館にローマ字でルビをふって読むと
ライゴクコクジカンになってしまうのだとおもう。
※ポールのプロモーションビデオの言葉は
ユーチューブで聴いて記憶で書いたので内容はアバウトです。