自由民主党の新しい総裁になった岸田文雄さんのプロフィールが新聞に出ている。
好きな歌 サザンオールスターズ 「涙のキッス」となっている。
それでちょっと調べてみると岸田文雄さんは桑田佳祐さんより一つ年下となっている。（桑田佳祐さんは2月生まれなので学年は桑田佳祐さんが岸田文雄さんより2つ上）
桑田佳祐さんより年下の人がそれでも還暦過ぎで自民党総裁になるって、本当にそんな時代になったんだなと思う。
そして、自分もそんな年齢になったんだなと思う。
大物政治家の好きな歌が、Jポップというのも新鮮には思える。
涙のキッスって失恋の歌で、そういう歌が好きというのも岸田さんらしいかも知れないと思う。
ただ、失恋の歌には名曲が多いけれど、、、。（個人の印象です）
「涙のキッス」はサザンオールスターズの80年代の名曲を集めたバラッドというCDに収録されていて、僕もよく聴いた。
ある時期においてはサザンの歌の中で最も好きな歌だったかも知れない。
もちろん、今でも最も好きな歌の一つだけれど。
歌詞にこんな一節がある
“”マジで怒った時ほど素顔が愛しくて
互いにもっとわかりあえてたつもり“”
マジで怒ったときほど素顔が愛しい というのはそれまでの歌の中であまり聴いたことのない歌詞だなと思っていた。
でも、まあ、特に桑田佳祐さん以降の世代ではよくある話だったりして、とても歌詞に共感できた。
黙っていても好き、怒っても好き というのは、本当に好きということの基準にもなると思うし、、、。
今の季節だと歌詞のこんな一節も身にしみる
“”
いつも笑った思い出だらけの二人にも
夜風がそっと恋の終わりを告げる
悲しみのときはすぎるけど
きっと明日の夢は見ない“”
夜風が身にしみる季節だけれど、今日はちょっと蒸し暑いと思う。
けれど、もう、昼間から秋の虫の声は聴こえるし、これからは季節的には晩秋だなと思う。
明日の夢はできることなら見たいと思うけれど。
それも、もしできればなるべくいい夢を、、、。
政治の世界の現実は厳しいだろうけれど、できれは岸田さんからもいい夢を見せてほしいなとは思う。
それはともかく いちにち いちにち 無事に過ごせますように それを第一に願っていきたい。