久しぶりにお宮へ。
関西ではコロナになってからお宮の手洗い場の柄杓が撤去されていたけれど、こちらのお宮は柄杓があった。
しかし、水が常に流れる状態になっているわけではない。
なので、形だけでも手洗いをと思いやってみる。
柄杓を持って左手を洗い右手を洗い左手に水を受けてもう一度左手をすすぎ柄杓をおく。
身体が覚えているからなんとなくできるけれど、ひさしぶりなので、あれ これでよかったっけ? ちょっと心配になってくる。
自動車に戻って思わずネットで手水の作法と検索して確認してしまう。
大体の流れは間違ってなかったようだ。やれやれと思う。
境内の木を見る。
楓はまだ色づいていない。
まあ、そんなものかなと思う。
北アルプスの標高2000メートルくらいのところは紅葉が見頃と新聞に出ている。
新聞写真をみるとたしかに真っ赤になっている。
何年か前に、京都のあるお寺に、「紅葉は今が見頃ですか」と電話をかけてきた人がいて、住職さんが「見頃と言ってもひとそれぞれにいつが見頃と思うか違いますし」と苦しい弁明をしておられたことを思い出す。
本当に、そんな電話をしてからお寺にいくかどうか決めるって、考えがさもしすぎるようにも思う。
ちなみに僕は、関西で自分のお気に入りのお宮に行くときには、緑から赤へのグラデーションが見事に出た瞬間が一番の見頃と思っていた。
その見頃を捉えるためには本当に頻繁にお宮にいかなければならない。
当時は頻繁に行っていたなと思う。
あの、お宮、いまどんな感じなのだろうと思いを馳せる。
淀川をはさんで南側のお宮と姉妹関係にあるお宮だった、、、。
懐かしいな。
今からもう懐かしいと思ってしまう。
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アスコン社の学校用端末が不具合の発生が多くてリコール(無料の回収、修理)になった問題で、名古屋のブロック紙には「名古屋だけアスコン製採用」と自虐的な見出しが踊っている。
自治体への納入実績がない業者だったとも書いてある。
そんな書き方が、自動車はトヨタ、百貨店は松坂屋という土地柄だなと思ったりする。
今は、名古屋でも百貨店は松坂屋と思う人の割合は減ったけれど。というか百貨店で買い物をするひとそもののが減っている。
百貨店も資本の統合でいろいろ変化してしまったし、、、。
市教委の言葉として「(端末が)動かないなんて想像もしなかった」と出ている。
関西の言語感覚になれていると、生ぬるい言い方だなと思う。
まあ、最初から動かないことを想像して業者を選ぶ人はあまりいないと思うけれど。
コロナでなにかと大変なことが多いなと思う。
それはともかく いちにち いちにち 無事にすごせますように それを第一に願っていきたい。