ケンのブログ

日々の雑感や日記

あれこれとりとめなく

2021年10月03日 | 日記
岐阜県下最大の地銀が地銀以下9社を傘下に置くファイナンシャルグループを発足させたという記事が出ている。

経済に疎い僕だけど、要するに資本を統合して、ファイナンシャルグループ内で流動的に資本を配分できるしくみにしたいということなのだろうと解釈した。

先の読めない時代で、また経営統合が進む時代の流れの中で生まれてきた措置だと思う。

この記事だけでは先行きが読めないし、また先行きが読めないからこそ資本をグループ内で統合して資本や人材の動きに流動性をもたせたいということなのだろう。

いずれにしても、自分自身、老眼など進んでいく年齢になってきたので、個人的にはアプリとかITとかそちらのほうに過度に顧客を誘導するところよりも、窓口で人が人を大切にするお店をなるべく選ぶように努めていきたいと思う。

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秋篠宮家の眞子様のご結婚に関して、「皇室の祖先を祀る皇居・宮中三殿への参拝は通常の儀式の形を取らず眞子さま一人で実施される」と新聞に出ている。

個人的には残念なことと思う。日本式の参拝はご利益があるかどうかという以前の問題として、参拝という行為自体が、心のけじめになり、また気合が入るという要素が多分にあると思うし、また、そう信じているから。

現状ではこういうことを眞子さまお一人でなさるのはやむを得ないことと思うけれど。

昨日、眞子さまのPTSDのことをブログに書いたら、今日の僕のタブレットのニュースフィードのトップに、眞子さまのPTSDへの中傷さえあるという話題が来ている。

こういうしくみで、眞子さまへの中傷に興味のある人にはますます中傷のニュースが入ってきて、中傷が助長される、そういうネットの構造の一端を見るような思いになってしまう。

見出しだけ見て中を開くのは思いとどまった。

眞子さまにはどうぞご無事で、そしてお幸せにと願いたい。

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白鵬の引退会見の一問一答が新聞に出ている。

ここ数年は横綱審議委員会から取り口などで厳しい意見が出た という質問に白鵬はこのように答えている。

「横審の先生方の言葉通りに直した時期も守った時期もあった。でも度重なるけがで理想の相撲ができなくなったのは反省している」と。

本当に、僕が見たところでも、横審の言葉を意識して、張り手とかち上げを極力出さない場所もあった。

それを見て僕は30歳過ぎて、横綱が立ち会いのパターンを大きく変えるのは至難のこと、すごいと思っていた。

ただ、それも身体の状況によって長続きしなかった。白鵬本人にしかわからない葛藤がいろいろあったことと想像している。

千代の富士が引退したとき僕の身近な人が「これだけの大横綱でも親方としてはまた一からなんやね」と言ったことがなぜか僕の心に残っている。

本当に、大横綱イコール大親方とはならないのがこの世界。

本当にどこまでいっても人生一歩一歩だなと思う。

僕は白鵬が色々言われても基本的には白鵬を好意的な目で見ていた。

ただ、白鵬に対する批判の中で、なるほどそのとおりと思ったことがひとつある。

それは、元大関豊山で相撲協会の理事長も務められた方が定年後に相撲の解説に出て、俵(たわら)で足をごしごしやっている白鵬を見て、「俵(たわら)は結界ですから、結界で足をごしごしするなんてあるまじきことなんです」と言っておられたことだ。

それを聞いて僕はそれはそのとおりだと元豊山の言葉にいたく納得してしまった。

白鵬に対して比較的好意的と思われる北の富士さんもあのときは「まあ、僕らの時代はそういうこと先輩からいろいろ言われましたね」と言葉を濁しておられた。

本当に白鵬の第二の人生もよいものであることを願いたい。

それはともかく いちにち いちにち、無事で過ごせますように、それを第一に願っていきたい。