参議院選挙が近づいてきて街に候補になる予定の人のポスターを多く見かけるようになりました。
そういうポスターを見ていて 候補者が若いと感じる今日この頃です。
国政選挙に立候補する人は ある程度 年を取った人というイメージを持ってきました。
ただ、候補者が若く感じられるのは 候補者の年齢が文字通り昔より若くなったのではなく 自分が年を取って 候補者のことが相対的に若く見えるせいだと思います。
新聞の経済欄を見ると 上場企業などの社長になる人のプロフィールがよく出ています。
それを見ると 僕と同年代の人が多いです。
会社の場合は 定年に近い年齢になって社長などになるケースが多いので僕と同じくらいの年齢の人が就任することが多いのだと思います。
いずれにしても 人の写真を見ることで自分の年齢がかなり行っているのを感じることが多くなりました。
ラジオで もう一年も半分終わりましたねと言っていました。
6月末で半分終わったことになるので その通りだな 早いなと思いました。
■ミスキャスト
井上陽水さんの「ミスキャスト」をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップロードします。
聴いていただければ幸いです。
井上陽水さんの歌はオリジナルのCDやレコードで聴いて好きになるということが多い僕です。
しかし、この歌はネットの動画を見てすごい歌だなあと思いとりこになりました。
沢田研二さんのために1982年に書き下ろした歌だと僕が調べたサイトに出ていました。
80年代の陽水さんはフォークというイメージからは脱却して、何とも言えないムードのあるサウンドを作っていかれた時期だと思います。
安全地帯の玉置浩二さんなどとコラボをしてヒットを生み出していたのもこの頃だと記憶しています。
この「ミスキャスト」という歌は 当時の陽水さんの歌の中でもひときわ あやしい魅力をたたえた歌だと思います。
「奴の特技は右手で愛してるとラブレターを書き 奴は同時に左手でギャラの札束を数えられる」
「奴は人間の心理など読み切れるとうぬぼれているが 奴の心の動きは食事中の時にだけ揺れる」と歌詞にあります。
時代が バブルへと突き進んで行ったころの 何とも言えない危うい心情がこういう歌詞に表れているように思います。
それは同時に 今の時代に ネットなどを通じて 怪しい情報を発信していく人の風刺にもなっているような気がして そんなところにこの歌の時代を超えた普遍性を感じます。
↓井上陽水さんの「ミスキャスト」をカラオケDAMの音源で歌いました。