ケンのブログ

日々の雑感や日記

歌声サロン十二月十一日

2018年12月12日 | 日記
昨日は隣の町の市民交流センターで催された
歌声サロンに参加した。
ちょっと早めに行って会場の設営を手伝った。
この歌声サロンで僕は早めに行って会場の設営を
手伝うことが恒例になっている。
来た人はみな口々に寒いですねと言っている。
ある女性に
「朝、起きるとき寒いですね」と言われ
僕がどう答えようか一瞬躊躇したら
その女性は
「ああ。ナカシマさん起きるとき寒いっていうのは
ないんでしょう」とおっしゃった。
「そうなんですよ。お陰さまで
僕は動くとすぐ暖かくなる体質なので
朝、寒くて布団からでるのがいやということはありません。
でも、女性は寒いと思います」と僕は言った。
「いえ、そんなことはないです。ただ私が
寒がりなだけです」と女性は言った。
歌のN先生はちょっといつもより遅めにいらした。
電車が踏み切りの点検で遅れたとのこと。
椅子や机の設営がすすんだ。
最後に僕が受付用の折り畳み式の机を出した。
きちんと机をセッティングしたつもりだったけれど
二つある机の脚のうち片方が机から垂直にならず
少し内側に傾いていた。
「これ、脚がひとつ内側に傾いてる。
倒れると危ないわよ」と先生は言って、
その内側に傾いている机の脚をご自分の足で外側に蹴った。
すると、傾いていた机の脚はちゃんと垂直になった。
「これで大丈夫だわよ」と先生は満足そうだった。
やや間をおいて
「でも足で蹴るなんてお行儀悪いわよね」と先生は言った。
「いいえ、力が必要なときにお行儀なんて関係ないですよ」と僕は言った。
「そお? 素晴らしい足技でしょ」と先生は言った。
「はい」と僕は言った。
シューベルトの菩提樹から翼をくださいまで十一曲歌った。
昨日は伴奏のY先生は軽めの伴奏をされていた。
今、ちょっといつものグラウンドピアノがある部屋が
工事中で電子ピアノを使っているので
ちょっとY先生も勝手が違うのだと思う。
ただ、軽めの伴奏なら軽めで
テンポやリズムを調整して
それなりに伴奏をまとめてしまわれるのでやはり
Y先生はさすがだなと思う。
「シューベルトから歌謡曲まで
幅広い選曲でしょ」と歌のN先生は満足そうだった。