『ニヶ領用水』ポタリングは武蔵小杉の街に入ってきました。
『ニヶ領用水』は「中原平和公園」の中を流れてます。
「中原平和公園」は、戦後、米軍の出版センターとして接収されていた土地が昭和50年に全面返還されたのを契機に隣接する木月住吉公園と中原公園を統合し、川崎市中原平和公園として現在の規模の公園になりました。主な施設には、であいの広場、野外音楽堂、はだしの広場等があります。「平和」をテーマにした施設として、平和祈念像、彫刻展示広場、平成4年にオープンした「川崎市平和館」があります。
「中原平和公園」を過ぎると広い道路の綱島街道と交差します。ここから真近に見える小杉タワー郡は凄まじいもの感じます。
続いて上流へ進むと桜の名所となります。
そして東急電鉄の東横線・目黒線と交差します。このあたりから見てもそびえ立つ小杉タワーの姿は凄まじいですねぇ。
『ニヶ領用水』は暫く武蔵小杉の街中を真っ直ぐ直線に流れてます。
途中いくつかの商店街を横切ります。
そして武蔵小杉の街外れにある「今井南橋」で「渋川」と分流します。
「渋川」は、『二ヶ領用水』の水を鶴見川支流の「矢上川」へと流すために開削した人工河川であり、ここの水門から「渋川」が始まります。
水門の先から下流方向を見た風景は、川沿いには桜が植えられており、この付近の桜は今井桜と呼ばれて名所にもなっています。
この「渋川分岐点」には「渋川と水車」と称する説明板(川崎歴史ガイド)があり、この辺りには明治中頃まで用水を利用した水車が複数あり、精米・製粉に使われ、その製粉により近隣の素麺業に利用されたと言われています。
続く、、、