いよいよ『玉川上水』の起点「羽村取水堰」に到着です。
「羽村取水堰」は3つの水門があります。
第一水門では、多摩川から堰止めされた水を引き込んでいます。
第二水門では、先程第一水門で引き込まれた水の水量を調整して、適量な水を『玉川上水』の水路へと流しています。
第三水門では、第二水門より下流約500m地点にあり、そこを過ぎると一部の水は地下導水管を通り「村山貯水池(多摩湖)」、「山口貯水池(狭山湖)」に一旦貯留されます。そして、そこで貯留された水の一部は、さらに「東村山浄水場」にも導水されます。
<多摩川の原水の流れ図>
『玉川上水』ポタリングは第三水門からから遡って行きます。
第二水門を通った水は一端堰き止められて池にプールされます。
そして水は3方向に流れを分けられます。下流に向かって左側方向は第三水門を通り、地下導水管を通り「村山貯水池(多摩湖)」、「山口貯水池(狭山湖)」に一旦貯留されます。そして、そこで貯留された水の一部は、さらに「東村山浄水場」にも導水され、都民の水道水となり各戸に送られます。
下流に向かって真ん中の通る水は『玉川上水』をそのまま下流へ流れて行きます。下流に向かって右側の水は更にプールされて土砂などを取り除き、「羽村導水ポンプ所」から上流の「小作浄水場」に導水しています。
「羽村導水ポンプ所」は、『玉川上水』の水をポンプで汲み上げ、羽村市内の「小作浄水場」へ供給する施設であり、無人で24時間運転しています。
「羽村導水ポンプ所」を過ぎしばらく進むと、『玉川上水』最上流の交差点「羽村堰入り口」に到着します。ここには、『玉川上水』最上流の「羽村橋」があります。
「羽村橋」から見た『玉川上水』の下流側、真っ直ぐに伸びた先には「羽村導水ポンプ所」にある『玉川上水』の第三水門が見えます。
「羽村橋」からみた上流側、先には第二水門が見えます。
ここまでくると、徐々に『玉川上水』の起点「羽村取水堰」に近づいてと感じて気持ちが高ぶってきました。
そして第二水門に到着です。第二水門では、第一水門で引き込まれた水の水量を調整して、適量な水を『玉川上水』の水路へと流しています。
ここでの流れは下流では見られないとてつもなく激流になっています。
次はいよいよ起点の「羽村取水堰」に到着です。
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